サルデーニャ [ボードゲームレビュー評価:7/10]

今回紹介するのはサルデーニャ

ホヌゲームズより和訳ルール付き版が発売されている作品です。

サルデーニャってどんなボードゲーム?


2~4人用

14世紀のサルデーニャ島を舞台とした、陣取りゲームです。

元はクレタと言う作品のリメイクのようですね。

サルデーニャのここが面白い!オススメ!

playte社特製ボード


まずはゲームの面白さと直接関係な点ですが、個人的に面白いと思ったボードから。

韓国のボードゲームメーカーであるplayteはこのように外箱とボードが一体化したデザインが得意です。


外箱を広げていくとボードになっているんですね。

大型のボードを箱に収納しなくて済む分、省スペースに特化しているのでボードゲーマーとしては嬉しい仕様です。

手番ではカードを1枚プレイするだけ


ゲーム開始時に各プレイヤーには同じ内容の7枚の手札が配られます。

手番になったら手札から1枚選んで効果を解決し、目の前に捨て札とします。

なんとなくコンコルディア感がありますね。

コンコルディア 拡張コルシカ [2人プレイボードゲームレビュー:評価8/10]



ゲームの目標は点数を多く稼ぐこと。

サルデーニャ島はいくつかの地域に区分けされており、一定のタイミングで各地域ごとに得点計算が発生します。


カードの効果によって、ボード上に自色の駒を配置したり、動かしたりすることができます。


農家によって収穫チップを獲得する事でも得点を稼げます。


それぞれの駒の配置について若干の細則こそありますが、和訳サマリーがあるので理解はそう難しくないでしょう。

バッチバチのエリアマジョリティ


ゲーム中、次の得点計算が発生する地域は予め予告されています。


Sentinelのカードを使うと、予告された地域で得点計算が発生します。


各地域において、自分の駒を置いているだけ影響力が高まります。

影響力の最も大きいプレイヤーは地域に記載された得点を獲得できますよ。

村は2影響点として数えたり、砦は跨った地域に影響力を加えたりと、単純な数比べにならない工夫が用意されています。

いずれかのプレイヤーがSentinelを使用したら、全プレイヤーは目の前の捨て札を全て回収して手札に戻します。

11回の得点計算が発生したらゲーム終了です。

プレイレビュー&感想


今回は4人でプレイしてみました。

リメイク元のゲームがそこまで新しい作品ではないため、いわゆる古典的に尖ったプレイ感と言えるでしょう。

エリアマジョリティと言うメカニズム上、プレイヤー間の強いインタラクション多人数向けなのは避けられないと思います。

個人的にはヒリヒリしたプレイ感が好みでしたが、同卓者の中には少し苦手そうにしているプレイヤーも。笑

4人で遊べる&プレイヤー同士の干渉が存分に楽しめる環境であれば、かなりオススメできる作品です。

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ホヌゲームズで和訳ルール付き版が販売されています。