今回紹介するのはスノープランナー拡張NEW SEASON

昨年、KICKSTARTERで700万円以上もの資金調達に成功した大人気ボードゲームの拡張セットになります！

シリーズ初の拡張セットという事でこちらもクラウドファンディング開始予定！

リリース前ではありますが、一足先に遊ばせていただくことができました。

サンプルレビュー

本記事は、リリース前のサンプル品をプレイさせていただいての紹介記事となります。

実際の商品とは仕様が異なる可能性がありますので、どうかご了承ください。

スノープランナーってどんなボードゲーム？

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、まずは基本ゲームのおさらいから。

スノープランナーは雪山の旅館経営をテーマにした中～重量級のダイスプレイスメントゲームです。

ボードゲーム制作団体である14gamesからリリースされた1～4人用作品ですね。

内容の詳細は以前に紹介記事を投稿させているので、よろしければご覧ください。

スノープランナー SNOW PLANNER　ボードゲーム紹介記事

2023年9月10日

拡張NEW SEASON

それでは前置きはここまでに、早速拡張セットの内容について紹介していきますよ！

拡張での新規要素に特に注目していますので、ぜひご覧ください！

プロジェクトカード

メインボードには既存のものと置き換えとなるプロジェクトカードが用意されます。

通常のダイスプレイスメントアクションとして、プロジェクトカードを獲得できます。

左側の資源を支払うことで右側の報酬を受け取ります。

獲得したプロジェクトカードは裏向きにして手元に置きます。

中央部分には窓を置くことができます。

これは後述の評判トラックと相まって、追加の勝利点をもたらす要素になります。

基本ゲームだけだと、特にゲーム終盤は窓獲得アクションが不要になりがちでしたが、この新規要素によって窓獲得アクションが最後まで勝利点に絡んでいける仕様になりました。

評判トラック

メインボード上部に注目・・・追加のボードが用意されます。

これは評判トラックと言って、獲得した客カードと同じ色のトラックを進めていくものになります。

ゲーム終了時にマーカーの位置に応じて勝利点が追加で獲得できるようになります。

各色の星に描かれた数字×対応のプロジェクトカードが追加勝利点となります。

星の数字は最大で6まであるため、数十点単位で追加となってくるんですね。

その追加の割合から拡張有のゲームではまず無視できない要素になっています。

しかし、評判トラックを進めるのは客カードを獲得したついでなので、無理にアクション選択肢として取り入れる必要もありません。

もちろん最大限に勝利点を伸ばすには適当に進めるわけにもいきませんが、プレイヤーに大きな負担を強いることのなく、導入しやすいアッパー要素に仕上がっていますよ。

早取り目標

達成した段階で早取りの勝利点要素となる小型のボードも追加されました。

選択肢の多いゲーム展開の中で、指標となる要素になります。

慣れているプレイヤーはもちろん、初心者にも特にオススメしやすいルールですね。

雪だるま

ゲーム開始時の順とは逆に回ってくる雪だるまくんが登場します！

手番で使用するとダイス出目現象を軽減してくれる効果を持ち、次プレイヤーに回ります。

今回のテストプレイではアクリル版だったので、KICKSTARTERのストレッチゴールに追加されるかも・・・？！

追加カード

スノープランナーの醍醐味と言えば、個性とフレーバー豊かなカード達でしょう！

拡張セットによって50枚以上の新規カードが追加されます。

斬新な効果はもちろん、窓やカードの廃棄が使用条件になっているもの等、更なるゲーム展開をもたらすこと間違いなし！

個人能力カードも追加になっています！

今回私がテストプレイで使用したのは、カリスマ。

追加の弟子ダイスを持ち、アクションで使用する事ができます。

弟子ダイスは出目が-2の補正を受けますが、単純にワーカーが増えるためシンプルに強い効果でした！

個人能力のヴァリエーションが増えるのは、この手の作品では大歓迎ですよね。

これだけでも拡張セットを導入する価値があると思います！

まとめ：間違いなく面白い！マスト拡張！

と言うわけで今回はスノープランナー拡張について紹介させていただきました！

先ほども少し触れたとおり、導入ハードルが良い意味で低い内容かつ、基本ゲームのバランスを修正する形にもなっているため、いわゆるマスト拡張と言っても良い仕上がりになっていると思います。

新規カードが嬉しいのはもちろん、個人的にはプロジェクトカードによるゲーム後半の勝利点行動の選択肢が生まれたのが良要素に感じました。

アイコンの類もしれっと判別しやすくなっていますよね。

今回のテストプレイでは、拡張のルール説明込みで4人プレイ2時間半程でした。

拡張を入れたからと言って、プレイ時間が大幅に伸びるわけでもないので気軽に導入できそうです。

何度も言うように、各種バランス調整の観点から「入れた方が面白い内容」になっているため、ボードゲームに慣れているプレイヤーであればスノープランナー初プレイから拡張込みで良いかもしれません。