ウォーターゲート [2人プレイボードゲームレビュー:評価7.5/10]

ウォーターゲートとは

2人用 カードドリブンゲーム


歴史的な政治スキャンダルであるウォーターゲートを事件を舞台に、プレイヤーは
  • 任期を全うしたいニクソン悪徳政権
  • 正義のために不正を暴くことを目的とする編集者
に分かれ、それぞれの勝利条件達成を目指します。

ゲームの流れ

IMG_3799
セットアップ
非対称ゲームなので、プレイヤーは
ニクソン政権側編集者側に分かれます。
りょうたろ
それぞれ異なる勝利条件の達成を目指しますよ!

IMG_3800
ニクソン政権側
勢力カードの上に5個の勢力トークンを置けば即座に勝利。また、滅多にないことですがストックからボードへ勢力トークン補充できなくなってもニクソンの勝利です。

IMG_3801
編集者側
ニクソンの写真と2人情報提供者の写真が繋がると即座に勝利。写真はもちろん、繋がる経路となる証拠トークンも表向きでないといけません。

歴史物というテーマから難しそうに感じますが、プレイは案外シンプル。
準備→カードプレイ→評価を1ラウンドとして、どちらかが勝利するまで繰り返します。

IMG_3802
準備では手札を補充します。イニシアチブをとっている、いわば先攻プレイヤーは5枚引けます。

IMG_3803
ニクソン側のプレイヤーは布袋から証拠トークンを3枚引いて自分だけが中身を確認し、裏向きで調査トラックに配置します。
調査トラック上の裏向きのトークンは常にニクソン側のみ表を見ることができます。

IMG_3804
カードプレイフェイズでは手札から1枚、交互にプレイします。カードは左上の数値を参照するか、
テキスト部分を参照するかを選びます。
数値を参照した場合、描いてあるトークンを証拠トラック上で動かします。
テキストは書いてある通りのことを上から実行します。

IMG_3805
大半のカードはテキスト部分を使用したらゲームから除外しますが、
ニクソン側は共謀者
編集者側はジャーナリストであれば使い回すことができます。

IMG_3806
お互いに手札を使い切ったら評価に入ります。
調査トラック上で自分側にあるトークンは自分のものになり、真ん中にあるものは除外されます。

IMG_3807
イニシアチブトークンを獲れば、次のラウンドは手札を5枚でスタートします。
勢力トークンは勢力カード上に配置します。

IMG_3808
編集者が獲得した証拠トークンは表向きで、
ニクソンが獲得した証拠トークンは裏向きでボードに配置します。

ゲーム終了条件を満たしていなければ、新たなラウンドを開始します。

リモートでプレイ!


いつもは夫婦でプレイ!

…といくわけですが、うーん、正直テーマと言いシステムと言い、妻に刺さる要素が見つからない。笑

なにこれ、よくわからん、面白いの?

などと言われそうなのが辛いため、長らく積んでいたところSNSでリモートプレイのお誘いがかかりました!ありがとうございます。

ブルームーンに続き、リモート対応の作品が増えてきて嬉しい限りです。


私が初回プレイ、お相手が数回経験有。

なので証拠トークンを確認する手間があるニクソン側をやっていただきました。

私が編集者です。ご親切にありがとうございます!

編集者側は控えのトークンも全て表で用意しておいて、ニクソンが公開・配置したトークンをストックから選べば全く問題なくプレイできます。

デッキは非対称ですしね。

初戦の結果はニクソンの勝利!

私もあと1枚証拠トークンを支持者に繋げれば勝てたのに、惜しい!

初回ということなので、カードももちろん初見。

最後はあちらの無条件に勢力トークンを引き寄せるカードにやられました。笑


ってなわけでそのままリベンジです!

カード効果をある程度把握してからが本番ですね。

今回は私が2人の支持者へと証拠トークンを繋げることに成功し、勝利。

とにかくカードの効果が派手で、その応酬が楽しい!インチキみたいな効果でもちゃんと勝負になるあたり、バランスが取れているのでしょう。

経験者同士でバチバチ戦うのが1番良いですね。評判が良いのも納得です。


リモートで使用しているTOYGER リモーツはこちら!