アクアガーデン [2人プレイボードゲームレビュー:評価7.5/10]








アクアガーデンとは

1〜4人用 
国内メーカーuchibacoyaさん発の水族館経営ボードゲーム
クラウドファンディングサイトkickstarterにて先行入手しました!
SNS上では続々と着弾報告が見られており、ようやく我が家にもやってきてくれました。^ ^

IMG_7886
美しすぎるアートワークに、理解しやすいシンプルなルールで馴染み深いこと間違いなしの大注目作品ですね。

今回はアクアガーデン 基本ゲームの紹介ですよ!


関連レビュー










ゲームの流れ

IMG_7941
セットアップ中央にメインボード、海ボード
各プレイヤーは水族館ボードを受け取ります。

IMG_7942
駒の造形、やばくないっすか?
以前に投稿したアマルフィのコンポーネントと同じくuchibacoya さんクオリティ半端ないっす。


IMG_7943
ゲームの進行はいわばパッチワークグレンモア方式。メインボードトラック上を時計回りに最も後ろにいるプレイヤーが手番を行います。

オーナー駒を時計回りに任意のスペースまで進めて、その先のアクションを実行します。

IMG_7944
マスにがあれば、獲得のチャンスです。

IMG_7945
一旦、魚を水族館ボードの横に置き、従業員コマ時計回りに1〜3マス必ず進めます。お金を払えば2マスまで追加で進めます。1金ごとに1マス。
進んだ先のスペースに最も近い水槽2つに今獲得した魚を配置できます。

IMG_7946
水槽内の配置には制限があります。
例えば
他の魚とサメは一緒に置けないとか、
ウミガメは海藻がないと置けないとか、
魚ごとに設定されている消費酸素量が水槽の許容を超えてはいけないなどなど。

IMG_7947
従業員コマ餌やりイベントスペースを通過するとイベントカードを参照して、イベント水槽内の魚により臨時収入があります。

IMG_7952
マイルストーンカードの条件を達成すると早い者勝ちで勝利点色違いの魚を手に入れることができます。
色違いの魚はご褒美的な意味合いで特別な効果は全くありません!粋ですね!

IMG_7948
配置できなかった魚は海ボードに放します。
海ボード上にある海藻などはお金を払って入手することができます。

IMG_7949
IMG_7950
広告マスに止まると、メインボード上の広告1つを参照して収入を得ます。
広告に示されている魚を所有しているだけ、お金が貰えますよ。

IMG_7951
待機トラックに止まったプレイヤーはそのラウンドではもうアクションできません。
早く到達するほど次のラウンドでの手番が早くなります。
全プレイヤーが待機トラックに到達したら次ラウンドへ。メインボードに魚を補充します。魚が残っているマスにも補充するので、場合によっては1スペースに2匹以上の魚が置かれることがあります。2人プレイだと全3ラウンドです。

ゲーム終了時には
水槽内の駒、
余った資金、
マイルストーンカード、
ゲーム終了時のオーナー駒の位置
から最も多くの勝利点を得たプレイヤーが勝利します。

IMG_7953
2人プレイ時では中立プレイヤーのゴス君が参加します。使用していない色のオーナー駒1つを用意。メインボード上でゴス君の手番になる度に、最も先にいるプレイヤーの1つ前に移動します。
移動した先に魚コマがあれば海ボードに放されます。
ゴス君は一切の勝利点を得ません。
あくまでメインボード上の魚コマの数を調整するための存在です。





夫婦2人でプレイ

IMG_7998
それではスタート!

IMG_7999
いきなりジンベイザメ獲得!
可愛すぎんか。

IMG_8001
ついつい魚が欲しくなるのでお互いに牛歩戦術。笑
ゴス君もゆっくり付き合ってくれてます。

IMG_8004
イベントの準備もしておきましょう。

IMG_8006
あっという間に1ラウンド終了!

IMG_8007
魚は累積するのですが、全部獲得したのでそれぞれのスペースまた1匹ずつです。笑

IMG_8008
IMG_8010
さあ、一気に展開しますよ!
お金をはたいてマイルストーンカードを強引に達成。
ボーナスコマが嬉しいですね。

IMG_8012
IMG_8013
あちらも立て続けに達成してきましたね。2人プレイだと特に差をつけられたくないですね。
IMG_8015
IMG_8016
サメのマイルストーンカードを達成!

IMG_8017
海ボードからの購入は便利ですが、お金は意外とカッツカツです。
海藻サンゴは購入するしかないので、金策もある程度考えないといけません。

IMG_8019
いよいよ最終ラウンドです。
クマノミばっかりや。笑

FullSizeRender
達成していないマイルストーンカードを狙っていきましょう。
ボーナスはなくても勝利点が大事です。

FullSizeRender
マイルストーンカードの点はタイになりましたね。

FullSizeRender
わたしの水族館の完成形がこちら。
なかなか賑やかになってのではないでしょうか。

FullSizeRender
対して妻の水族館。
あちらもかなり埋めてますね。
果たして結果は…


59-60で惜しくも負け!
なんと1点差。
初プレイで60点超えてくるあたり、さすがうちの妻です。笑

所要時間30分ほど







感想

もう何よりハイクオリティなコンポーネントによる盤面の様子が最高ですね。わたしの所有している中でもトップクラスの映える作品になりました。笑

ルール自体はボードゲーム初心者からでも理解しやすいレベルです。言語依存もなく、全ての情報が公開ですので見通し良くプレイできますね。それによって運要素が意外と少ないんですけど。

ガチガチでアブストラクトチックに楽しめるあたり、ボードゲーマーも満足の内容なのではないでしょうか。
これだけコンポーネントのクオリティが高いと負けても出来上がった水族館を眺めて満足感に浸ることもできます。笑

以前から言われている
布袋から引く時に感触でコマの種類がわかってしまう点についてですが、うん、はっきり言って良く触ると全然判別できます。笑
こればっかりはプレイヤーを信じるしかないでしょう。
我が家では幸い、夫婦共にズルしてまで勝ちたくないので各ラウンド交代で1個ずつ布袋の中で掴んだものを用意していました。笑

今回は1番基本のゲームを紹介しました。
kickstarterで入手したので、この他にも上級ルール拡張セットもあります!今後紹介予定ですよ!





購入情報



関連レビュー