LAST DUNGEON [ソロ(1人)プレイボードゲームレビュー評価:7.5/10]

戦う相手はまさかの勇者!!

その設定ってあり!?のタワーディフェンス型カードゲーム

JUGAME STUDIOさんからリリースされた1人用作品です。

私が参加したゲームマーケット2023春の戦利品。

同メーカーの作品は初めてでしたが、気になるテーマ&システムだったので事前予約して購入させていただきました。

当ブログで他に紹介しているタワーディフェンス型ボードゲームはこちら!

アンダー・フォーリング・スカイ [ソロ(1人)プレイボードゲームレビュー:評価8/10]


シルヴィオン 全拡張入り [ソロ(1人)プレイボードゲームレビュー:評価8/10]


タワーディフェンスってソロプレイと相性が良い!とつくづく思います。

LAST DUNGEONってどんなボードゲーム?

1人用カードゲーム

プレイヤーは魔王からとあるダンジョンのマスターに任命されます。

いわゆる序盤ダンジョンとして、駆け出しの冒険者が挑みに来ては、適当にあしらっていたのですが・・・

なんと最近、ダンジョン深部に伝説の聖剣が眠っていたことが判明!

その絶大な力は魔王軍を大窮地に追い込むには十分すぎる程です。

なんとしてもこの聖剣を奪われないように守り抜かないといけません・・・!

~LAST DUNGEON ルールブック参照~

この設定にワクワクしませんか?!


壮大な物語がこんなコンパクトな箱に収まっているんです。

ルールブックは箱裏のQRコードで読み取ります。

webにも公開されていますので、よろしければご覧ください。

LAST DUNGEON ルールブックはこちら!

※JUGAME STUDIOさんに掲載許可を頂いています。

 

 

LAST DUNGEONのここが面白い!

ダンジョン生成が楽しい!


セットアップでは入口1枚、ダンジョン2枚、財宝1枚でダンジョンを組みます。

入口からダンジョン挑戦者が攻めてきて、それを迎え撃つシステムですね。


手番になったらこのようにカードを配置して、ダンジョンにギミックを仕込んでいきます。

ギミックの数字の合計が敵と同じかそれ以上になれば、敵を倒すことができます。


敵の強さには段階が設定されており、ゲームが進むに連れて強くなっていきます。

敵も経験を積んで、レベルが上がってくのでしょう。

システムと良い具合にマッチしていますよね。

倒した敵はなんと仲間に!


本作はタワーディフェンスに加え、デッキ構築要素も含んでいます。

敵を倒した際に一定のコストを支払うと、仲間としてデッキに組み込むことができます。

それぞれのカードには特殊効果が設定されていたり、初期デッキよりも強い攻撃力を持っていたりしています。


仲間を上手く活用することで、強力な敵にも立ち向かえるようになっていくんですね!

ランダム要素のイベント


ゲームが進むと一定のタイミングでイベントカードがめくれます。

ゲームごとにランダムに設定されるようになっています。

まるでダンジョンを仕組んでいるこちら側が、ダンジョン探索しているような楽しい要素になっているんですよ!

イベントカードの裏面は実はダンジョンカードになっています。

コンパクトに収めるためにここまで工夫してるなんて・・すごい!

何度も挑戦したくなる絶妙な難易度


ゲームの難易度はやや難しめに設定されているように感じます。

序盤~中盤は比較的サクサク進みますが、後半の敵が特に強い!

何度も惜しいところで敗れました・・・。


やっとの思いで最後の敵を迎え撃とうとすると・・・

おっと、これは実際に体験してみていただきたいですね!笑

私は何度か挑戦して、ギリギリで勝利することができました。

さ・ら・に!

通常モードをクリアしてもさらに上の難易度が用意されているんです・・・!

やり応えは十分あると言って良いでしょう。


LAST DUNGEON、気になっている方は要チェック!


今回はLAST DUNGEONを紹介させていただきました!

ゲームが面白いだけでなく、イラストやカードの質にもこだわりを感じる素敵な作品です。

JUGAME STUDIOさんからは本作以外にも魅力的な作品が多数リリースされているので、ぜひチェックしてみてください!



すっかり同メーカーのファンの私の手元には既にこんなに・・・笑

(追ってレビュー予定です。乞うご期待!)