ダイス&デンジャー [ソロ(1人)プレイボードゲームレビュー:評価7.5/10]

ダイス&デンジャーとは

1〜4人用

ダンジョン探索をテーマにした紙ペンゲーム


作者はマジック・ザ・ギャザリングの生みの親である、リチャード・ガーフィールド氏。

最近国内で和訳ルール付きのものが流通し出したので、購入してみました!

コンポーネント


紙ペンゲームなので、シートが入っています。

両面仕様のものが2種類ですね。


ラミネートする派なので、早速加工!


入門、初級、中級、上級に分かれているようです。


ちなみにシートをどかした残りがこれ。

もう少し、どうにかならんかったか。笑

セットアップ


入門編のANNOYED ANIMALS (優秀な動物)で用意。


手番ではダイスを5つ振ります。

出た目で2つのペアを作り、その合計を算出します。

とりあえず白の3,4で7、白の5,5で10としましょうか。

黒ダイスは原則、手番プレイヤーしか使用できません。手番以外のプレイヤーは制限付きで黒ダイスを使用できます。


緑色の入り口からスタートして、対応のマスにチェックします。ダンジョンを探索するわけですね。


モンスターに隣接するマスにいる状態でモンスターに指定されただけ出目を出せれば、ダメージを与えられます。

モンスター周りの灰マスをチェックしておくと、ダメージを与えられる出目の候補が増えます。

モンスターを倒すと宝石、つまり勝利点が手に入ります。

ダイスのペアでできる数字にチェックができない場合、ペナルティとしてライフを失います。

ゲーム終了時に減点になる他、最大までいくと強制脱落です。

※ソロでは脱落でなく、ゲーム終了で得点計算に移行します。マイナス点は計算に入れません。


ソロだとモンスターにダメージを与えられなかったターンは追加で1つライフを失います。

また、黒ダイスはゲームを通して原則3回までしか使用できません。

ダンジョン内で宝箱を獲得すると、黒ダイスが使える機会が増えます。


マップ中央である最新部にはボスが控えています。

ボス含め、全てのモンスターを倒したらゲーム終了です。

獲得した得点に応じて評価を下されます。

遊んでみた!


はい、まずはこちらが初回の様子。

かなりひどいです。笑

ソロだと毎ターンモンスターを殴らないとペナルティを受ける仕様なので、モンスターにたどり着かないことには話になりません。

また、それぞれのモンスターで指定してくる出目もかなり渋い。

幅広くダイスの出目を待てる状態にしておかないと厳しいですね。


ってなわけでリベンジ!

反省を生かして、今度はかなり上手くいきました。

ボスキャラの討伐にも成功。

結果は72点。悪くないでしょうかね。

道中宝箱や宝石を拾ったり、モンスターに遭遇したり、ダンジョン探索の雰囲気を味わうことができます。

同じ系統の作品だとペーパーダンジョンズがありますね。あちらとは全然違ったプレイ感なので、気になる方はどちらもチェックしてみると良さそうです。



更に異なるシートを遊んでみました!

入門編の次は初級編ですね。


シート毎に特徴があります。瓦礫があるマスは2回チェックしないと通れません。

また、特定のペアモンスターを倒すと追加宝石です。


入門編でなんとなくコツを掴めたでしょうか。

88点とかなり高得点を獲得できました。

当たり前ですが、やはり待ちダイスを多く作っておくと良いですね。出やすいからと言って6〜8あたりの数字をチェックしていくと、肝心な時にチェックできずにダメージを被ります。

2,12と最も出づらい目にもチェックできる用意をしておいて幅広くカバーできると探索も捗りますね。

慣れればかなりサクサク回せますが、意外と悩む場面もあるのでソロで自分のペースで遊ぶのが個人的に好きです。