最近遊んだボードゲーム 20240411

個別記事にはしていないけど、最近プレイして印象に残っている作品をいくつかピックアップして紹介したいと思います!

ワイルドキャッターズ


昨年、数寄ゲームズによって開催された「スマートフォン株式会社&モバイルマーケット比較レビューコンテスト」の優秀賞受賞を記念して受け取った作品。

スマートフォン株式会社&モバイルマーケット 比較ボードゲームレビュー


ようやく、ようやく、プレイの機会が巡ってきました!

と言うのも、本作・・・

ルールが難解で、ほぼ4人専用の仕様上、卓を立てるのに(個人の見解ですが)ハードルが高かったんですよね。

テンデイズゲームズから日本語ルールの公開もされていますが、正直さっぱりでした。笑

今回は経験のあるプレイヤーから30分以上のみっちりしたルール説明を受けて、なんとかプレイに漕ぎつけました。


エリア構築や株、そして各種マジョリティ要素などもあり、プレイヤー間の絡みがかなり濃い作品になります。

私は資金(株)繰りを見誤り、意図せぬタイミングで多額の借金を抱えてしまい、後半に差し掛かるかどうかと言ったタイミングで勝利はほぼ絶望的なポジションについてしまいました。

あの時、1株でも所持しておけば!と本記事執筆中に後悔しているくらいです。笑

結果は他3人に大きく離され、惨敗。

私の他にも1人初見プレイヤーがいましたが、トップ争いに食い込んで善戦していました。

当初の予想通り、難易度が高く、大いに人を選ぶ作品に思えます。

・・・が、あんなに惨敗して苦い思いをしたにも関わらず、何故かリベンジしたい欲求に駆られている・・・!

次の機会ではもっとうまく立ち回りたいものです。

村の人生 港町拡張


当ブログでは本作について、2人プレイのレビューを何度か投稿していましたが…

村の人生 拡張 港町 [2人プレイボードゲームレビュー:評価7.5/10]


村の人生 ビッグボックス 基本ゲーム [2人プレイボードゲームレビュー:評価7.5/10]


村の人生 拡張 酒場 [2人プレイボードゲームレビュー:評価7.5/10]


ついに念願の複数人戦の機会に恵まれました!

BGGでのベスト人数である4人で、人生の目標(ミニ拡張)&港町拡張を入れてのプレイです。

影響力キューブを取り除いた箇所のアクションを実行するのは、いわゆるワーカープレイスメント的な仕組みが近いです。

プレイ人数によってある程度調整がかかるため、2人戦でも4人戦でも良い意味で面白さに違いは大きくありませんでした。

ただ、4人もプレイヤーがいるとそれぞれ違った戦略を取るのが見ていて楽しくなりますね!

今回は港町拡張である航海を多く行ったプレイヤーに軍配があがりましたが、全員が10点以内の差に収まる接戦でした。

全然違う戦略だったのにこの差に収まるなんて、ゲームバランスが優れている証拠とも言えるでしょう。

やはり基本ゲームの旅アクションは少し弱いアクションに見えがちなので、ボードゲームにある程度慣れているプレイヤーであれば港町導入がオススメです。

WHISTLE MOUNTAIN


ゲームタイトルをそのまま読むと「ホイッスルマウンテン」でしょうか。

日本語版は未流通の作品ですが、和訳ルールを自作した方に遊ばせてもらいました。


基本システムはワーカープレイスメント

共通ボードにちょっとしたパズル要素があり、立体的なコンポーネントで水位を表しているのが特徴的です。

建設スペースに足場や機械を作っていくことで勝利点を稼いでいきます。


面白いのが、特定の地点を超えて建設が行われると水位が上がり、ミープルや機械が飲み込まれていくこと!

何言ってんだ?と思われそうですが、本当に上記のシステムなんです。笑

ミープルは後から救出しないとゲーム終了時の失点になるし、水に浸った機械(アクションスペース)は使用できなくなります。

相手プレイヤーのミープルや機械についても干渉できるため、新鮮なプレイ感でした。

プレイヤーごとの固有能力や、カスタマイズ性、各種マジョリティ争いも豊富で中々面白い作品でしたね。

BGGページリンクを貼っておくので、気になる方はチェックしてみてください。

セントパトリック


3~4人専用のトリックテイキングゲーム

切り札なし、マストフォロータイプまでは普通ですが、いわゆるトリックを取りたくない系

ラウンド毎にトリックで獲得したカードに描かれているの数だけ、失点を食らいます。


黒のカードには1匹ずつ、橙と白の7のカードには3匹のが描かれており、ゲーム開始時に持っている20点を最初に失ったプレイヤーが出たらゲーム終了です。

ラウンド毎に手札をが配られたタイミングで、緑の7(セントパトリックカード)を持っているプレイヤーから聖遺物を好きな数だけ獲得できるチャンスがあります。

聖遺物は持っている数だけ蛇による失点を抑える効果があり、ありがたいように思えますが・・・

各プレイヤーが欲張りすぎて、場の聖遺物が無くなってしまうと、全プレイヤーは持っている聖遺物の数に等しいだけ失点を受けなくてはなりません!

しかもその後に待っているのはプレイヤー間で手札の総交換です。

強い(いわゆる負けやすい)手札が配られても、誰かが場を荒らそうとすると思わぬ被害を受けるのが、本作の刺激的で面白い点になります。

カードの絵柄も雰囲気が良く、想像以上に楽しめる作品でした。