街コロ通
今回紹介するのは街コロ通有名な街コロシリーズ系譜の作品です。
街コロ通ってどんなボードゲーム?
2~5人用
街づくりをテーマにした軽量級作品
元となる「街コロ」からルール変更・調整が行われた姉妹ゲームです。
ゲームの流れ
セットアップ
3種類の山札を用意し、プレイ人数に関係なく各山札から5種類のカードが出るように並べていきます。
各プレイヤーは5コイン受け取ります。
手番順に場からカードを1枚ずつ、最大3枚まで購入した状態でゲームを開始します。
手番で行うこと
手番ではダイスを1もしくは2つ振ることを選べます。
出たダイスの出目に応じて、プレイヤーが建設した建物が起動します。
各カードの上部に記載された数字が、その建物が起動するためのダイスの出目になっています。
基本的にお金を生み出す効果になっていますが・・・
面白い点は相手のダイスの出目に反応する建物がある事!
これにより相手のターン中でも、自分に利益が発生する場面があるんですね。
銀行からお金を獲得するのはもちろん、相手からお金を奪いとる効果もあるので盛り上がる事間違い無し!
街づくりは賑やかに見えて、他プレイヤーから絞りつくす無情な面も持ち合わせているのです。笑
各建物の起動後は、場から1枚だけ建設する権利があります。
初期投資こそありますが、建物を増やしていけば拡大再生産的に生産力が上がっていきますよ!
勝利条件
ランドマークを3件建てたプレイヤーが即座に勝利します。
煩わしい得点計算もないので、とってもシンプルですね。
ランドマークの建設コストはただでさえ高額なのに、2軒目、3軒目と高くなっていく仕組みなので一筋縄ではいきません。
自分で生産力を上げるのはもちろん、相手の手番でもおこぼれが貰えるように上手く建設を行っていきましょう!
感想
夫婦で遊んでみました。
正直、有名でいわゆる超定番な作品なだけあり、なんでもっと早くプレイしなかったんだろうと思うくらいに面白かったです。笑
ルールのシンプルさはもちろん、ダイスロールの盛り上がりや拡大再生産の気持ち良さ、そして明快な勝利条件と押さえるところばっちりしっかり押さえちゃってんだから、そりゃあ世間的にも高評価で長く愛されているだけある作品です。
生産エンジンの組み方は人それぞれではあるものの、良くも悪くもダイスロールに左右されるので多少なりとも運要素に依存したゲームではあります。
その辺りで好みは分かれそうな気はしますが、個人的には全然許容できる範囲。
やられたらやり返せ!と言わんばかりに相手からの集金を狙う建物を乱立させるのも、カオスで面白いです。笑
建物の効果の特性上、プレイ人数が多いほど大きくお金が動き、ダイナミックな展開にはなりそうですね。
3人以上の経験がないので私は比較できませんが、2人でも十分に面白かったです。
あまり長い時間が取れないタイミングでもサクッと遊べて、ここ最近のお気に入り作品ですよ。
以前からずーっと認知はしていたんですが、意外とプレイしておらず・・・
ようやく機会が巡ってきました!