前回レビューはこちら!
以前に3人プレイでの様子を投稿していました。本作、ソロプレイが可能でして、まだご紹介していない上級ルールと共に記事にまとめてみました!
ソロルール
ソロでは2人プレイ用に準備します。
自分とは他に使用していない色のコマを使います。
使わない色のコマはアクションスペースを封鎖するために使用します。
なので形式としてはvsオートマ式ではなく、アクションを封鎖される中で高得点を目指すスコアアタック式になります。
基本ルールでの目標は130点!
この後紹介する上級ルールを導入すると、目標は140点になります。
評判トラックのみ、相手と比べて進んでいるかを判定します。
上級ルール
個人ボード裏側を使用します。
市民を働かせる効果の中に、ゲーム中に1度しか使えないものが出てきました。
4枚のパターンがありますね。
巻物ボードも複数。
個人ボードとの組み合わせで様々なパターンが楽しめます。
トラックに描いてある特定のラインを超えると巻物ボードから得点ができる仕組みです。
最も多く持っている商品の数だけ得点になる指標も加わります。
エラッタ情報!
数寄ゲームズさんよりマニュアルにエラッタ情報が公開されています。プレイにかなり影響が出そうなので、忘れずにチェックしておきましょう!
- 大火トークンは火トークン2つ分として使える。1〜4ラウンドであれば、足元と隣接する疫病コマ1つずつを除去できる。
- ソロルールの最終得点計算について、文章とイラストに違いがあるが、イラストが正しい。
ソロプレイダイジェスト〜感想
相手が使用するワーカーの数はラウンドごとに変化します。
1〜3ラウンドでは3人、4〜5ラウンドで4人、6ラウンドでは5人ですね。
アクションスペースも2人用に調整されているので、やはり体感ではかなり狭い印象です。
とにかく火トークンが大事!
生産フェイズに火を獲得できる準備をしておきます。
先攻はラウンドごとに入れ替わります。
複数人プレイだと必ずしも時計回りにいかない場合もあるため、正直かなりわかりやすくなりました。笑
1度しか使えない代わりに強力な効果を持つ市民スペースができました。
ご覧の通り、破格の性能。
これは活用しない手はありません。
ラウンドが進むとこんな感じ。
正直言うとごちゃっとしていて、ボードの視認性はあまり良くないように感じます。笑
特にネズミのアイコンを見分けるのに少し苦労しますかね。
こればかりは慣れるしかないでしょうか。
おおよそ1時間くらいでゲーム終了!
個人ボードはこれだけ発展できました。
巻物をある程度進められたのが良さそうですね。
最終ラウンドともなると、最大限のワーカーを使用してこれだけ賑やかな盤面に!
先ほど、視認性が…というお話をしましたが、これはこれでアリな気がします。笑
最終得点に向けて効率的にアクションを組んでいく感じが堪りません。
もちろん仮想相手の思わぬ妨害もあるため、それなりの対人感は味わえます。
最終得点は…135点!
目標の140点に惜しくも届かず。
評判トラック、巻物、再開発の点がかなり大きくなりますね。
以前に遊んだボドゲ会よりハイスコアが出たので、個人的にはかなり満足です。笑
ってなわけで遊んでみました、メッシーナ1347のソロプレイ!
ボドゲ会で遊んでいたからこそ、スムーズに処理することはできましたが、全体的なプレイ難度はやはり高めだと思われます。
しかし、そこを頑張るだけの価値は感じられました!
アクションスペース数の調整や、思わぬ挙動をとるソロ用タイルのおかげで対人戦さながらのプレイ感を楽しむことができます。
考え所も多いことから、かなり時間がかかる作品なのでソロでじっくり遊ぶのも良さそうです。
気になる方は在庫があるうちにぜひチェックしてみてください!
投稿時点、数寄ゲームズさんページでまだ購入できそうです。
sukigames
メッシーナ1347 | sukigames powered by BASE
プレイ人数:1-4人対象年齢:12歳以上プレイ時間:60-140分ゲームデザイン:Raúl Fernández Aparicio, Vladimír Suchýアートワーク:Michal Peichl出版社:Delicious Games / 数寄ゲームズ黒死病、来たる!1347年、クリミア半島からジェノバのガレー船がシチリアに到着し、古代の港メッシーナに停泊した。ガレー船にはネズミがいた。ネズミにはノミがいた。ノミは後に黒死病と呼ばれるようになる疫病を媒介した。その後4年間で、ヨーロッパ中の都市で人口の半分が失われることとなった。プレイヤーは、メッシーナ周辺の地方に土地を持...