ガンジスの藩王とは
2〜4人用ワーカープレイスメントゲーム
プレイヤーはインドのとある領の藩王となって、誰よりも発展することを目指します。
海外では2017年に発売されており、最近になって日本語版がリリースされました。
いかつい箱絵に若干とっつきにくい要素がありますが…
先に言っちゃうと2人でもめちゃくちゃ面白くてオススメの作品です。個人的には去年のダイナソー・アイランド以来のヒットですね。
面白いと感じた点も含めて、今回はガンジスの藩王を紹介していきます!
ゲームの流れ
セットアップ
色鮮やかで美しいコンポーネントですね。
個人ボードとカーリー像を受け取ります。
箱絵にもなっていますね。
獲得したダイスをカーリーの手に乗せます。
なんだか可愛く見えてきました。笑
メインボードは両面仕様です。
こちらは2人用。
裏は3〜4人用になってます。
人数によって調整ができるのは嬉しいですね。
メインシステムはみんな大好きワーカープレイスメント。
ワーカーを各種アクションスペースに配置して、アクションを行います。
アクションは大まかに4種類。
①建設
ボード上のお金を支払います。
ストックから州タイルを獲得。
左上のダイスのコストも支払います。
自身のボードに配置していきます。
新しいタイルは常に1本の道が邸宅に繋がるようにしなくてはなりません。
ボード端のボーナスに到達すれば獲得です。
特定の建物を建設すると名声点を獲得できます。
②市場
自身のボードを参照。
選んだ店によって収入を得ます。
支払ったダイスの目の数まで店を選べます。
③宮殿
ダイスを獲得する時は対応のものを共通ストックから、ダイスロールしてから手に入れますよ。
④川
お金、ダイスを支払います。
支払ったダイスによって船が進めるマス数が変わります。
到達した点のボーナスを得ます。
全プレイヤーがワーカーを置ききったら、ラウンド終了。
ワーカーを回収し、次のラウンドに。
ゲーム中、いつでもカルマを支払うとダイスを裏返すことができます。
特定のお金、名声点、川マスを手に入れると新たにワーカーを増やすことができます。
※ワーカーは2つまで増やせます。
いずれかのプレイヤーの
名声点&お金トラックが交差したらゲーム終了トリガー。
それぞれのトラックは逆行しています。
スタートプレイヤーの1つ前まで1手番
行ってゲーム終了。
同ラウンドで交差したプレイヤーが複数いれば、その差が大きい方の勝ち。
1人しかいなければそのプレイヤーの勝ちです。
④川
お金、ダイスを支払います。
支払ったダイスによって船が進めるマス数が変わります。
到達した点のボーナスを得ます。
全プレイヤーがワーカーを置ききったら、ラウンド終了。
ワーカーを回収し、次のラウンドに。
ゲーム中、いつでもカルマを支払うとダイスを裏返すことができます。
特定のお金、名声点、川マスを手に入れると新たにワーカーを増やすことができます。
※ワーカーは2つまで増やせます。
いずれかのプレイヤーの
名声点&お金トラックが交差したらゲーム終了トリガー。
それぞれのトラックは逆行しています。
スタートプレイヤーの1つ前まで1手番
行ってゲーム終了。
同ラウンドで交差したプレイヤーが複数いれば、その差が大きい方の勝ち。
1人しかいなければそのプレイヤーの勝ちです。
夫婦2人でプレイ
それではスタート!
初期資源のダイスですがあちらは
5×2,6×2
わたしは
2×2,3,6
です。
出目が必ずしも大きい方が良いわけではないですが、選択肢が広がるのは事実。
大丈夫か?笑
わたしが青、妻が赤です。
最初はとりあえず…増員を目指しましょうか。
ワーカープレイスメントにおいてワーカー数は大事ですからね。
本作のダイスの重要性は言わずもがな。
各種支払いに必要です。
多いに越したことはありませんね。
道がボード端のボーナスに繋がると獲得できます。これも狙っていきましょう。
なんかあっちの出目強すぎん?イカサマ?笑
ダイスの出目が大きければ、豪華な州タイルを獲得できます。そうすると収入も増え良いことづくめ。
妻が先にお金トラックで4人目のワーカーを手に入れました。
わたしも頑張って建設しますよ!
建設時にお金もしくは名声点が手に入ります。
ダイスを裏返せるカルマもある程度あると便利ですね。
よしよし、今度はこちらがお金を稼いできたぞ。
建築時に得られる名声点も増やしておきましょう。
かなり展開していますね。
あれはもらえるものはもらっておこうという妻のボーナスへの意地が見えます。笑
2人とも名声点により最後のワーカーを獲得。
収入、ワーカーが増えることで中盤から一気にゲームが加速していきますね。
川トラックから得られるものも馬鹿にはなりません。
どれも魅力的なのでついつい停まらたくなってしまいます。
先に行くほど豪華になるので、ある程度は勇気を持って進めましょう!
お金、名声点のトラックが近づいてきました。
これは目に見えてハラハラしますね。
自分と相手、どちらが先に交差するか、
まだわかりませんよ!
建物からの名声点を狙っていきましょう!
名声点を1上げるごとに、お金トラック2スペース分進むので、有効な気がします。
なんだか緑と紫のダイスを随分持っているな…。
これは嫌な予感がします。
かなり大胆に建設を行ってきました!
これは一気に勝負を決める気です。
もう少し続くかと思ったのですが…
一気に終了トリガーを引かれてしまいました!
しかし!あちらが
スタートプレイヤーなのでわたしにもう1手番ある!
どーしよ!
うーん、うーん、うーん、
だめだ…有効な手がない!
苦し紛れに川アクションでお金を獲得…!
わたしはゲーム終了条件を惜しくも満たせず…。
個人ボードの見た目よりは良い勝負だったように思えます。笑
わたしの負け。
所要時間インスト込み70分ほど
感想
これはめちゃくちゃ良いですね!初回プレイでこんなにも気に入ったのは久しぶりです。妻もかなり楽しんでくれた様子。^ ^
タイルを置いていく個人ボードや独特なゲーム終了条件の個性を発揮しつつ、ベースはオーソドックスなワーカープレイスメントゲームとして構築されています。ボードゲームに少し慣れている方であればすんなりと導入できます。
ダイスを資源として扱うのも面白いですね。
基本的にはほとんどの情報が公開のため、実力差が出そうですが、このダイスの運要素も絡んできます。ガチガチの勝負になりすぎず、出目に一喜一憂しながら盛り上がれますね。
ゲームボードが2〜4人それぞれの人数に対応しているのもポイント高いです。しっかりとプレイヤー同士の絡みが発生し、対人でワーカープレイスメントゲームをしている感覚を充分に堪能できました。
ラウンド終了時の処理も少ないのも良いですね!スタートプレイヤーを代わって、ワーカーを回収すればすぐに次のプレイを再開できます。
基本的に褒めてばかりの当ブログですが、
本当に自信を持ってオススメできる作品です。
ぜひ、気になる方はチェックしてみてください。^ ^