デッキ構築&ダイスドラフトゲーム
ヴォルフガング・ヴァルシュ作
居酒屋の経営をテーマ。
デッキ構築やダイスドラフトなどの要素がうまくまとまっており、どのプレイ人数でも楽しめるおすすめの作品です!
夫婦でプレイ 所要時間45分程度
セットアップ
個人がそれぞれの酒場ボードと初期デッキを持ちスタート。
基本セットだと皆同じ初期セットでスタートするが追加モジュールにて変更可能。
今回は修道院トラックを進めつつ、弱い客カードを圧縮、いわゆる出禁にしてスタートを選択。
全プレーヤー同時に処理していくフェイズが多くあり、ダウンタイムは比較的気にならないです。写真は客カードがオープンされ、ダイスドラフトし終えたところ。カードやタイルにダイスのイラストがプリントされており、獲得したダイスを配置してアクション。
アクションは基本的には金とビールを生み出します!
産出されたお金とビールは新たな客や従業員を獲得するために。また、タイルに記載の金額を払えば裏返してアクションを永久的に強化することができます。
タイルを裏返すことができると報酬として貴族がやってきます。この貴族をいかに多く獲得するかが勝負。王冠マークの条件をクリアすることでも貴族を招待することが可能。
最初は寂しかった酒場もどんどんやれることが増えていきます。客や従業員の他に芸人タイルや評判マーカーなど追加モジュールが良い働きをしますね!
シュナップスでタイルひっくり返すファイヤーおじさん。
酒場の経営には評判も大事。そのラウンドに獲得したお金やビールの数に応じて評判マーカーが進んでいきます。
記名長ボードをサインタイルで埋めていくことでも貴族を獲得!
最終ラウンドの様子
ビールの産出がないぞ(^^;)
8ラウンドまわしたらゲーム終了
各々のデッキに含まれている勝利点を計算。
こんな感じ
貴族さんまあまあ来てくれたかな?
後半追い上げてきた嫁…
100-121で敗北。。。
やはり最終ラウンドにビールが出なかったのがきつかった。引き直しトークンの存在を忘れるあたり、自分らしさを感じます(^^;)
他の方のレビューを見るとまだまだ点が低いようなのでこれから上達したいですね。
感想
豪華なコンポーネントに程良いプレイ感。
お馴染みの要素がうまくまとまっておりプレイ時間の割に非常に満足感があります。
プレイ人数2〜4人となっているけど、他プレーヤーとの絡みがあるのは客カードの獲得場面くらいなのでどの人数でもプレイ感はあまり変わらない。カードのめくれに一喜一憂していくのが楽しめそう。
追加モジュールはプレイ時間が冗長になることはなく、むしろ点数獲得手段が豊富になるため、ある程度ボードゲームに慣れている方は導入を強くお勧めしたいです。
お金やビールをカウントするのにトークンなどはないため、どうしても頭の中で計算する必要がある点だけ注意。
最近とても気に入っており、総じて中量級のボードゲームの中ではかなりおすすめです!
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一杯やりながら、なんて最高じゃないですか^ ^
駿河屋
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