ザ・ゲーム フェイス・トゥ・フェイス [2人プレイレビュー:評価7/10]








ザ・ゲーム フェイス・トゥ・フェイスとは

協力型ゲームの名作であるザ・ゲームの2人対戦型。
コミュニケーションを主体とし、幅広い人数に対応していた本家から、基本のシステムを大きく改変することなく、うまく2人用の対戦ゲームにリメイクされていました。

基本のゲームのレビューは以前に投稿しています。変更点を中心にレビューするので、よろしければ先にご覧ください。

今回はザ・ゲーム フェイス・トゥ・フェイスのレビューをお届けします!




ゲームの流れ

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赤とシルバーの2つのデッキがあります。
数字の構成はそれぞれ2〜59。

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セットアップ
1人1色のカードの束を受け取りよくシャッフルして山札を作ります。
6枚引いて手札とします。
自身の場には
60→1の列と、
1→60の列があり、基本的には通常のザ・ゲームと同様に手札をプレイしていきます。
10ぴったり戻しも一緒です。

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手番では最低2枚のカードをプレイしなくてはなりません。
ここで大事なのが相手の場にもカードを出せること。
自分の場には通常のルールに従って出しますが、相手の場には昇順と降順を逆に出さなくてはなりません。
相手に有利になるようにしか出せないイメージです。

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2枚以上であれば何枚でもカードをプレイできますが、自分の場にしかプレイしないと山札から2枚しか補充できません。
相手の場には毎ターン1枚までプレイできますが、相手の場に出したターンにのみ手札を最大の6枚まで補充できます。
ゲームにリードするには嫌でも相手の場を回復させないといけないのです。

山札を含めて自身のカードを先に全てプレイすれば勝利
あるいは手札のカードから2枚のカードをプレイできないと敗北です。

基本のゲームを知ってるとイメージしやすいですね。
もちろん、こちらから導入した初心者でもルールを充分に理解できるかと思います。






夫婦2人でプレイ

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最初の手札は……微妙。笑

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揃ってた10ぴったりセットを早速使ってしまいました。

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目に見えてあちらの方がうまくいってますね。
なんとか挽回せねば。

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相手の場にカードを出すときはできる限り差が開かないようにするのがポイント。
例えばこんな感じに出されても焼け石に水なわけですよ。笑

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いやー、待って、手札悪すぎん?

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対してあちらはほぼカードを出していないような状態。
調子良いなー。

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なんとか建て直していくしか!
めげずに頑張ります。笑

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なんか今回わたしの下手くそプレイダイジェストになってない?笑

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こちらの山札切れを待つことなく、あちらが全てのカードを出し切って終了。惨敗!(^^;)もう1回だ!


所要時間15分ほど






感想

基本のゲームがコミュニケーションを主体とした協力型の名作だったので、正直それを2人対戦型ってどうなの?と最初は思っていました。


しかし、実際にプレイしてみるとこれがよく出来ている!
システムは本当に単純なのに相手の場にカードを出すというルールがしっかり効いています。
ここまでわかりやすいルールで熱い駆け引きを楽しませてくれるのはさすがはザ・ゲームといったところです。

協力型で一度にカードをたくさん出すのは、よほど上手に出さない限り周りから反感を買いかねません。笑

対戦型ならそれが勝敗に繋がってくるため思う存分カードをプレイすることができます。これが気持ち良い!

協力型とは違った意味での他プレイヤーの「もう出さないでー!」が聴けることでしょう。

本家を未プレイの方にでも充分にオススメできる作品です!





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