ガンジスの藩王 ダイスチャーマーズとは
名作ワーカープレイスメントゲームであるガンジスの藩王のロール&ライト版。いわゆる紙ペンゲームです。
元となる作品は2人でも楽しめるとってもお気に入り作品でして、最近紙ペンゲームが個人的に熱いことから本作を遊ばないわけにいきません!←?
果たしてあのガンジスの藩王が紙ペンでどのように再現されているのでしょうか。
ゲームの流れ
2人用セットアップ。今回は初回なのでサンの面を使用します。
適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。
ラウンド開始時にダイス8つを振り、スタートプレイヤーから2個ずつ獲得するまでドラフトしていきます。
3〜4人戦
ダイスを2つではなく1つずつドラフトする。スタートプレイヤーが始めに選んだダイスと同じ色のダイスは象の上に置きます。
このダイスはラウンドが終わるまで特別なアクションをしない限り、誰も獲得することができません。
ダイスは4色あり、それぞれ以下の効果を持ちます。
紫ダイス
描かれている商品を獲得して、シートにはチェックを入れます。
青ダイス
シートの川ゾーンを左側から見ていき、該当のアイコンをチェックしてボーナスを得ます。これ以降、青ダイスを川ゾーンは既にチェックの入っているアイコンより右側しかチェックできなくなります。
後戻りできないんですね。
緑ダイス
シートの邸宅から道を延ばします。これにより宮殿に到達したら名声点を、市場に到達したら所有している商品を売却してお金を得ます。
オレンジダイス
描かれている人物の宮殿アクションを行います。カルマ
手番開始時に使用を宣言すると、象の上に乗っているダイスと場に残っているダイス1つ、合計2つを振り直して片方を獲得できる。
獲得しなかったダイスは象の上へ。
名声点トラックとお金トラックが交差したプレイヤーが現れたら、同じ手番数になるだけ行ってゲーム終了。
両トラックの差が最も大きいプレイヤーの勝ちです。
2人プレイの1手番目だった場合、2手番目は行わずにゲーム終了します。
夫婦2人でプレイ!
プレイ感を比較するために直前に本家を遊んでみました!
豪華なコンポーネントが雰囲気を盛り立てます。
相変わらず面白いですね…!
資源となるダイスの出目やタイルのめくれに程良く左右されるので、ガチすぎない展開も好みです。
ちなみに勝利しました!
それでは紙ペンの方をスタート!
本家と比べて圧倒的に早くセットアップできます。笑
とりあえず商品かな、と思ってたらすぐ取られました。笑
道を延ばしてみましょうか。
このルールが少しややこしくて、線を引くときは真ん中の邸宅から繋がるように、かつそれぞれの区画を跨いで終わってはいけません。
ここ、妻に説明するのに少し苦戦しました。笑
特定の宮殿アクションを縦一列分行うと対応するボーナスが貰えます。
道が外側に繋がってもボーナスですね!
上手くいくとアクションが連鎖して、1手番で複数手番分動くことができます。
まさに紙ペンゲーム特有のコンボ要素ですね!
本作でも存分に味わうことができます。
本作でも存分に味わうことができます。
本家ガンジスの藩王と比べるとやはり展開は早いですね。
それぞれのトラックがどんどん進んできてます。
後半は例えばこのように収入が増えるので、売却でお金トラックが一気に増えますね!
あっという間に終了に向かっていきます。
さあ、ここから注目!
お互いにトラックの交差までもう少し…。
次のラウンドでわたしが先に交差しました!
先攻だったので、妻にあと1手番だけあります。
そしたらなんということ!
アクションの連鎖で一気にトラックが交差し、追い抜かれてしまいました。
勝ったと思ったのに!
妻も思わぬところでコンボが生まれたようで驚いていました。笑
所要時間インスト込み30分ほど
感想
紙ペンながらにこれはガンジスの藩王やってますね!本家の要素を上手くダイスとシートに落とし込んでいると思います。
紙ペンゲーム特有のアクションコンボもあって、軽いプレイ感の中にしっかりと盛り上がるポイントも用意されています。
ダイスがピックされていくと選択肢も当然狭まるので、迷うことが少なくサクサク進むのも良いですね。
ただ、我が家ではやはり本家の評価が高すぎた!笑
意外にも妻からは
こっちも良いけど、ちょっと面倒でも本家の豪華な方が盛り上がるかな。
タイルを個人ボードに配置して道を延ばしていく方が満足感高い。
とのこと。
そんな妻の意見も反映させての評価とさせていただきました!
ちなみにわたしはとっても面白かったので、できればもう1パターンの個人シートも試してみたいです。笑
すぐに遊べるから付き合ってくれるでしょう!