異世界ギルドマスターズ チュートリアル妖精 初級 [ソロ(1人)プレイボードゲームレビュー:評価8.5/10]

異世界ギルドマスターズとは

1〜5人用

アナログゲーム製作サークル

六角えんぴつさんより発売されているファンタジー開拓ボードゲーム。


プレイヤーは滅びかけた異世界に転移した主人公となり、パートナーである受付嬢と共に世界を救うための冒険ギルドの設立を目指します!

ずーっと気になっていた作品は、いずれこのようにポチる運命にありますね。笑



ゲームの流れ

セットアップ


ソロプレイ用ですのでご了承ください。


基本セットには6人の受付嬢が用意されており、好きなキャラを選べます。

あるえす
今回は初回なのでチュートリアル妖精にしましょう。

ゲーム終了条件を満たすまで、ターンを繰り返します。

ターンの流れは以下の通り。

①情報収集フェイズ

イベントカードの山から4枚引き、1枚3ゴールドで0〜4枚手札に加えます。

②アクションフェイズ

アクションを1度行うもしくはパスを選びます。

パスしたら、そのターンではもうアクションできません。

アクションは以下の5種類。
  • コストを支払ってカードをプレイ。カードにはプレイ条件が設定されている場合があります。即時効果や常在効果、新たなアクションを得ます。
  • レガリアのプレイ。ソロであれば専用レガリアボードを使用します。これもコストを支払うことで効果を得ます。
  • 共通アクション。ボードに描かれているアクションを1つ行います。発展:条件を満たし、ボード上の冒険者タイルを使用可能にする。発展により好感度が上がれば、自身の受付嬢がランクアップする。探索:コストを支払って迷宮タイルを獲得する。タイルが獲得された箇所には自身の冒険者タイルを置く。探索コストは表記の通り。剣アイコンのパワーで代用可能。獲得したタイルの星の数だけ瘴気濃度を減らせる。建設:冒険者タイルを裏返し、拠点を作る。拠点がある箇所はゲーム終了時2倍の名声点を得る。
  • 秘薬アクションポーションを支払うことで行えるアクションがある。
  • 特別アクションカードによって設定されており、1ターンに1回使える。

③生産フェイズ


プレイヤーは自身の生産力に応じてゴールド、パワー、ポーションを得る。

④終了フェイズ


使用不可となったアクションの復帰、季節を進め、スタートプレイヤーの交代。

ゲーム終了条件


文化トラックと瘴気トラックが隣接すればゲーム終了トリガー。

ソロプレイ時の変更点
6ターン終了までに両トラックを隣接させることがクリア条件。

獲得した名声点に応じてプレイヤーが作り上げた冒険者ギルドのランクが決まります。

ソロプレイダイジェスト

初回プレイですので、どうか優しい目で見てやってください。笑


初回はチュートリアル妖精を使用することを推奨されます。

初期手札が全て無料で手に入るので、ゴールドがだいぶ浮きますね。


手札は8枚山札から引いて、1度だけ引き直すことができます。

と、とりあえずこれでいってみよう!


まずは生産力を上げるカードをプレイ。


まだまだこれから使うのに冒険者チップを早くも投資する。笑


最初の生産フェイズ!

どんな作品でも資源をもらう時は嬉しいですよね。


記念すべき最初の探索!

なんと宝箱付きの豪華なタイルでした。

あるえす
コストはかかりますが、これはラッキー!

裏向きのタイルをめくるのワクワクします。


カードもどんどんプレイしていきましょう!

人物アイコンのあるカードは希少です。

名声点が多く稼げるチャンス。


好感度が2つ解放されたので、チュートリアル妖精さん進化です!

ゴールドの生産力が上がりますね。


ソロレガリアをクリアしていきましょう。

文明点が地味に大事で、これをおざなりにしているとクリア条件を満たせません。


裏向きタイルを表向きにするカードもあります。

保険をかけておきましょう。


かなりカードが並んできましたね。

あるえす
タグだけが見えるように並べる方が良いかも。

場所取っちゃいます。笑


チュートリアル妖精が最終段階まで進化しました。


お金に余裕が出てきたので、高コストの人狼の女王をプレイ!


中央のボスタイル獲得です!


これで2つのトラックが隣接を超えました。

クリア条件達成です。


最終的にはこんな感じ。

結果は56点ですが、ソロでは10点引かれた点で評価します。


真ん中のワイヴァーン級ですね。

初プレイにしては上出来では?^ ^

所要時間1ゲームルール確認しながら90分ほど

感想

チュートリアルを終えたので、この後に通常プレイを数回まわしみての感想です。

面白くてハマってしまいました!

品切れになる前に確保するべく、拡張をそのままポチっちゃいましたもん。笑


あるえす
やってんなあ、自分。www

プレイ感としてはかなりテラフォーミング・マーズに近いです。

ユニークカードのコストやプレイ条件、ゴールドはじめパワー、ポーションの生産要素、エリアボードへの開拓などなど、意識してデザインされているだけあります。

じゃあテラフォでいいじゃん、ってそんなわけでもないんですよねぇ。
  • 進化していく受付嬢の能力
  • 探索におけるランダム要素
  • 豊富なフレーバーテキストによる独自の世界観
  • 刺さる人には刺さるアートワーク
などなど、魅力的な部分も多数持ちます。

慣れてくればソロで1ゲーム30分くらいでまわせちゃう程良いボリュームもプラスですね。

拡張で追加はされますが、もう少しカードのボリュームがあると嬉しかったかな。

ソロ専用でも活躍してくれそうな作品です!