美しくもおぞましい…
高難易度ダンジョン型カードゲーム
DOMINA GAMESさんより発売されている、1〜2人用作品。同メーカーの作品は個人的にかなりお気に入りでして、過去にも関連作のレビューをいくつか投稿しています。
よろしければご覧ください。
ネタバレなし!
本作は繰り返し遊べますが、ゲームの特性上新規で遊ぶのが最も楽しいとされます!本レビューは、プレイヤーが最初に目を通すであろうルールブックに例として写されているカードのみをピックアップして掲載しています。
ネタバレには充分配慮しておりますので、どうかご安心ください。
それでもまっさらな状態でプレイしたい!と言う方は、どうかブラウザバックでお願いします!
レムレースってどんなボードゲーム?
1〜2人用デッキ構築要素を含んだダンジョン攻略型カードゲーム。
プレイヤーはとある姉妹の1人となり、森の奥深くにそびえ立つ無人城の探索に挑みます。
レムレースのここがおすすめ!
バランス調整されたゲームシステム
まずはソロ用セットアップの様子から。
キャラクターには体力とソウル値が設定されており、初期デッキを持ちます。
個人ボードは両面仕様で、プレイ人数に応じて使い分けます。
いずれの人数でも最大限に楽しめるように、各種パラメータとプレイ中の処理が最適化されています。
どちらのキャラクターを選ぶかによって、パラメータ、初期デッキが異なります。
いずれにしても難易度は高めに設定されているので、好みの方を選ぶと良いでしょう。
美麗なアートワーク
やはりDOMINA GAMESさんのカードゲームという事で、美しいイラストには目を見張るものはあります。
個人的には最早、この新規イラストを眺めたいがために同メーカーの作品を購入している節があるくらい。
女性キャラの美しいイラストだけでなく、テーマに合ったホラーテイストのイラストまで、本当に好みなんですよねえ。
ゲームとしての面白さだけでなく、このあたりの魅力も大きいのではないでしょうか。
没入感の高いプレイ体験
肝心のゲームシステムですが、複数階層あるダンジョンを浅層から進んでいき、最深部まで到達することを目的としています。
それぞれの階層はゲームごとにランダムセットアップになるため、毎回違った展開を楽しめるようになっています。
手番では回復やデッキ強化のアクションをしつつ、ダンジョンカードをめくって処理していきます。
めくれたカードによって、イベントや戦闘が発生したり、仲間が現れたりと、そのランダム性はまさにダンジョン探索そのもの。
何回も挑戦しているとある程度はカード構成が把握できなくもないですが、探索の楽しみが薄れるようには感じませんでした。
軽量級ながら歯応えしっかりの難易度
そもそも本作ですが、公式情報からもわかるようにかなり高難易度に設定されています。
はっきり言ってめちゃくちゃ運が良いことでもない限り、初見クリアは難しいでしょう。
何度も挑戦しながら、攻略のコツを掴んでいく過程を楽しむ作品になっていると思います。
1度のプレイにかかる時間は準備片付けも含めて10~30分程度で終わります。
気軽に何度も遊べる仕様なのは、複数回挑戦が前提となっている本作において大きな利点です。
いくつかエンディングも用意されており、1度クリアしても再度また遊びたくなるような工夫も仕込まれています!
レムレースのここが気になる!
突然出てくる専門用語
はっきり言って欠点らしい点も見つからないのですが、本当にあえて何かを挙げるならゲームを進めていくと突然登場する専門用語でしょうか。
回想、瞑想、残響、ソウルブーストなど・・一見効果がわからない用語が飛び出してきます。
ルールブックの前半を読めばゲーム自体は遊べてしまうため、専門用語の解説が掲載されている後半ページを読まないで臨んじゃってた私が悪い気もします。笑
解説を見れば一発解決するため、あまり気にしないで良いでしょう。
手軽に難易度の高い作品に挑戦したい方にオススメです!
というわけで今回はレムレースについて紹介していきました。私は5度目の挑戦でようやく最終場面と言えるところまで到達しましたが・・・
ネタバレできないのであんまり言えない!w
はっきり言ってまだ満足できるような結果は残せていません。笑
本当に惜しいところまでいったのに、まさかあんな・・・!w
少しでも気になる方は実際のプレイで体験してみてくださいね!