ハムファーム HAM-FARM ボードゲーム紹介記事

可愛いだけじゃないハムハムデッキ構築ゲーム!

KICKSTARTERにて登場!

今回は製作者さんよりご依頼いただきまして、紹介記事を作成させていただいております。


ハムファームHAM-FARM

2023/8/10よりKICKSTARTERにてクラウドファンディングが開始された作品です。


ありがたいことにデザイナーのMaru.さんから直々にオファーをいただき、先行で遊ばせてもらいました!

既にクラウドファンディング期間中ですが、本記事で改めてハムファームの魅力をお伝えしていきたいと思います。

りょうたろ

先に言います!

イラスト・テーマが可愛いだけでなく、ゲームとしての完成度も高く、幅広い方にオススメできる作品に仕上がっていました!

素晴らしいアイデアを思いつくボードゲームデザイナーさんって、本当に凄いです・・・!


試作品プレイです
今回遊ばせてもらったのは、クラウドファンディング開始前の試作品です。

実際にリリースされる製品とは一部仕様が異なる場合がございますので、予めご了承ください。


ハムファームHAM-FARMってどんなボードゲーム?

1~5人用 ソロプレイ可能

MARU. Game Designさんよりリリース予定のデッキ構築型ボードゲーム

プレイヤーはハムスター達が経営する会社のオーナーハムスターとなり、「最もハムスターにとってよい会社」を作り上げることをを目的とします。

~ハムファーム KICK STARTERページより引用~

デッキ構築と聞くと、ドミニオンやイーオンズ・エンドのような作品を思い浮かべる方も多いのでないでしょうか。

イーオンズ・エンド レビューまとめ


ドミニオン  [2人プレイボードゲームレビュー:評価8.5/10]


それぞれ素晴らしく面白い作品なのですが、カードテキストがあったり、アートワークが一部独特であったりと、デッキ構築ゲームに対してハードルが若干高いと感じることも・・・。

しかし、ハムファームは親しみやすいデザイン&遊びやすくなる様々な工夫により、デッキ構築ゲーム全くの初心者にも勧めやすい設計になっています!

さらにさらに、ちゃんと!

デッキ構築ゲームに慣れているボードゲーマーにも面白いと感じる要素が満載に詰まっているんですよ・・・!

気になる方はぜひ、このまま本記事の続きをご覧ください!


ハムファームHAM-FARMここが面白い!オススメ!

ユニークで可愛いハムスター達


各プレイヤーは初期デッキを受け取り、よくシャッフルして3枚の手札を引きます。

プレイ人数に応じた枚数の山札を用意し、場に並べます。

絶妙に緩いテイストのハムスターイラストが、それだけで癒されるんですが・・・

気づきましたか?

なんと全部違う名前、デザイン、フレーバーテキストが割り振られているんです!

その数、実に130枚以上!


思わず読み上げたくなる名前にはそれぞれエピソードがちゃんと設定されており、
  • デザイナーの飼っているor飼っていたハムスターの名前
  • デザイナーの友人が飼っているor飼っていたハムスターの名前
  • 関係者の出身地
  • 和菓子の名前
・・・などなど。

りょうたろ

並々ならぬハムスター愛を感じますよね!

フレーバーテキストもかなり凝っており、ゲーム中についつい読み入ってしまいますよ。

シンプルなアクション


ゲーム開始時にスタートプレイヤーを決めたら、ゲーム終了条件を満たすまで、時計回りに手番を進行させます。

自手番になったら、「計画」「実行」を好きな組合わせで、2回行います。

「計画」では自分の山札から2枚ドローします。

山札からカード引けない場合、捨て札をシャッフルして作り直します。


「実行」を選んだ場合、手札から1枚カードを選んで自分の場にプレイします。

手札のプレイにはコストは必要ありません。

プレイされたカードの下部に描かれている効果を左から順に処理していきます。

カードの効果は、以下の通り。
  • 共通ストックからタネを獲得
  • コマの移動(後述)
  • 場のカードのスカウト
  • 山札からカードを引いて手札に加える

タネは主にカードのスカウトに使用します。

カード右上の数字がコストを表しており、原則、同じ数だけタネを支払うことでスカウトすることができます。

スカウトしたカードはそのまま手札に加わり、アクション権利が残っていれば即座に使用可能!

ほとんどの効果はアイコンで表記されているので、わかりやすく直感的に処理することができます。


「施設」カードはスカウトしたら、手札に加わらずに自分の前に配置します。

ゲーム中に永続的に発動する効果を得るため、かなり強力。

その分、コストとしてタネの他に、手札を指定枚数捨てることを要求されます。


3枚の「施設」を獲得すると追加勝利点もあるため、自ずと狙っていきたい要素になりますね。

どんなに強力なカードでも、手番では2アクション分しか実行できません!

そのため、1手番はあっさりと完結することが多く、プレイのテンポが良いです。

コマ移動による駆け引き!


カードによって移動効果を得ると、自色のコマを動かすことができます。

※試作品ではリス駒で代用します。

場のカードの上を移動していくことになり、カードスカウトアクションで対象にできるカードを表します。

スカウトできるカードは自分のコマが乗っているカードもしくは、縦横に隣接したカードとなり、それ以外のカードをスカウトしたければ、移動して近づく必要があります。


隣り合ったカードを獲得する時は、タネコストが1つ余計に必要になります。

また、相手が乗っているカードを獲得するには、そのプレイヤーにタネを1つ支払わないといけません。

さらに、四隅のカードは1コスト安くスカウトすることができます。

相手のコマがいる箇所は通過もしくは停止可能で、デッキ構築に程良い陣取り要素が加わっており、新たな駆け引きを生んでいます。

りょうたろ
欲しいカード獲得されると、ああーっ!と盛り上がりますよ、笑

タッグプレイを決めろ!


青、赤、緑のハムスターカードは同じ色同士の左右を組み合わせて使うことができます。

これをタッグプレイと呼び、1度のアクションで1枚のカードとしてプレイできるのです!

カード2枚分の効果を発動できるのは言わずもがな強力で、ゲーム中はいかにタッグプレイを多く発動するかが鍵となっていると言っても良いでしょう。


同じカードでもタッグで違うシナジーを発揮することがあり、戦略性に深みを生んでいます。

タッグをたくさん活用するために同じ色でデッキを構築していっても良さそうですね。

先述の通り、スカウトしたカードは手札に加わってすぐに使用できるため、場のカードと手札でタッグを即時発動することも可能!

あるようでなかった、デッキ構築ゲームと非常に相性が良い要素になっていますよ。

わかりやすい勝利条件


ゲームの後半になるとハムスター島」が山札からめくれます。

いずれかのプレイヤーが「ハムスター島」を獲得するか、2枚目の「ハムスター島」が場に公開されたらゲームは即座に終了。


自分の手札、山札、捨て札、場札を全て集めて、勝利点を計算します。

カード左上に描かれているハムスターの数の合計がそのまま勝利点になります。

ただの数字じゃなくて、ハムスターで表記してあるのがまた、ハムハム愛です!笑

ちなみに高得点高コストのハムスターカードは、実は効果が弱く設定されています。

デッキ強化が目的の序盤では必ずしも獲得が優先されないので、戦略性を密かに高めている良要素ですね!

りょうたろ
勝利点の合計が最も多いプレイヤーの勝利。

引き分けなら、タネの数、デッキの数を比較していきます。

ややこしい得点計算もなく、わかりやすいですね!


ハムファームHAM-FARMクラウドファンディング絶賛開催中!


と言うわけで今回はハムファームの魅力について、存分にお伝えしてきました!

試作品をプレイさせていただきましたが、もう既にめっちゃ面白かったですね・・・!

特にタッグプレイで2枚のカードを並べると、2種類の名前が繋がってつい読みあげたくなってしまうんですよ!笑

デザイナーのMaru.さんもそれは狙っていたようで、さりげなくも面白い要素でした。

もちろんゲーム自体もゆるふわな雰囲気からは想像がつかないほど、戦略性に富んでおり、ボードゲーム初心者から慣れている人まで幅広く楽しめるように設計されていました。

そんなハムファームは現在KICKSTARTERにてクラウドファンディング開催中!


私もばっちり早割で支援させていただきました。

実物が届くのが楽しみでなりません!気になる方はぜひリンクをチェックしてみてください!

そんな素敵な作品をプレイさせていただき、紹介の機会をくださったMaru. Game Designさんに、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。

ありがとうございました!


紹介記事依頼は随時募集中です!

今回のように当ブログで作品を紹介して欲しいというボードデザイナー様がいらっしゃるようでしたら、当ブログの問い合わせフォームもしくはTwitter(X)より、お気軽にご連絡をお願いします!

お問い合わせフォームはこちら