ポイントシティ
今回紹介するのはポイントシティCMON JAPANより日本語版がリリースされた作品です。
同シリーズにポイントサラダがあり、比較的有名な軽量級作品のようです。
ポイントシティってどんなボードゲーム?
1~4人用
都市づくりをテーマにした拡大再生産ゲームです
ゲームの流れ
セットアップ
プレイ人数によって使用するカードの枚数が変わります。(手番数調整のため)
カードは建物と資源の両面仕様。
4×4になるよう、場に並べていきます。
特定の建物を建設すると獲得できる公共トークンもプレイ人数に応じて用意します。
各プレイヤー、1つだけオールマイティ資源を持ってゲームスタート!
手番でできること
手番では場もしくは山札からカードを2枚獲得します。
場から獲得する際は、必ず縦横に隣接した2枚を選択しなければなりません。
場から獲得された場合、先ほどまであったカードの反対面にして山札から補充します。
建物を獲得する際はカード下部に描かれた資源を支払えないと、そもそも獲得の対象にすることができません。
山札からカードを獲得する際は、資源面のまま獲得します。
カードの獲得が終われば、次プレイヤーに手番を移します。
拡大再生産
獲得した建物カードは左上のアイコンごとに分けて、自分の場に並べていきます。
アイコンは持っているだけで、該当のアイコンをずっと値引きしてくれるようになります。
これが本作の拡大再生産要素!
ゲームは後半になるほど、コストが高めのカードが登場するようになっています。
生産力を強化して、どんどん建設できるようになると気持ち良いですね!
山札からカードを補充できなくなるとゲーム終了です。
感想
届いてすぐに夫婦でプレイしてみました。
2人プレイの感想になりますが、先に言ってしまうとプレイ人数によってプレイ感に大きな差は出にくい構造になっています。
カードの枚数が調整されるため、プレイ人数に関係なく同じ数だけ手番を行うんですね。
軽いボリュームの作品でありテンポ良くプレイしたいので、BGGで2人ベストになっているのも納得です。
言語依存もほぼなく、ルールもとても簡単なだけあり、かなり遊びやすい作品です。
ルール説明も数分で事足りるでしょう。
拡大再生産ゲームのエントリー作品としてチョイスするのもおすすめです。
ゲーム毎にランダムにカードが抜かれるので、カード構成を把握してからが本番!と言うわけでもなく、初見でも感覚的に楽しむことができると思います。
1ゲーム終えるのに正味20分前後でした。
公共トークンが持っている建物のアイコンを参照するのものが多く、特化した方が強そうにも見えますが・・・
そもそも公共トークンの獲得はそこまで難しくもないので、幅広く攻めてもそれなりに点になるのかな。
相手の欲しいカードをカットしようにも、隣り合った2枚獲得ルールが良くも悪くも効いています。
ガチガチのプレイ感を求めるには少し物足りない気がしますかね。
カードのめくれにふんわりと左右されながら、気楽に遊ぶのが良さそう。
やはりこのジャンルは宝石の煌きが強いと改めて感じつつも、ポイントシティも1つの選択肢になり得ると感じました。
必ず場、山札の片方から2枚獲得するようにしてください。