ハーモニーズ [ソロ(1人)&2人プレイボードゲームレビュー評価:8/10]

今回紹介するのはハーモニーズ

ホビージャパンより日本語版が発売されている中量級作品です。

ハーモニーズってどんなボードゲーム?

概要


1~4人用

毎手番中央ボードから個人ボードにトークンを配置していき、動物たちのための生息地を作成していくゲームです。

ゲームの流れ

トークンの獲得

手番になったら必ず中央ボードからトークンを獲得します。

3個ずつ分かれている1か所を指定し、そこにあるトークンを全て獲得します。


獲得したトークンは即座に個人ボードに配置しなくてはなりません。

空いている箇所であればどこにでも置けます。

特定のトークンは重ねることもできます。


トークンの配置によってゲーム終了時得点が決まります。

例えば、木は高くなるだけ得点が上がりますが、幹だけだと無得点です。

平原は2個以上の塊が5点、川は連なるほど高得点といった具合です。

手番では必ず3個のトークンを個人ボードに配置するため、得点を考えながら配置するのが意外と難しいです。

動物カードの獲得


手番ごとに1枚まで、動物カードを獲得することができます。

プレイヤーが保持できる動物カードは原則4枚まで。

動物コマの配置


動物カードに指定されたトークンが配置されていれば、動物カードから駒をトークン上に配置することができます。

動物カードに残った駒の数によって得点が決まります。


全ての駒がカードから配置されると、個人ボード横にカードを移し、所持上限の4枚に数えなくなります。

ゲーム終了条件

以下の2つの終了条件の内、どちらか1つを満たすと全プレイヤー同じ手番数になるだけプレイしてゲーム終了です。
  • 中央ボードにトークンが補充できなくなる
  • いずれかのプレイヤーの個人ボードの空きマスが2以下になる

2人プレイレビュー


と言うわけで数分程度のルール説明を挟み、妻と遊んでみます。

手番で行うことはシンプルですが、得点効率を伸ばすのはかなり難しい印象です。

地形の得点、動物駒の配置による得点を両方考えないといけないため、適当に置いてしまうと・・・焦


夫婦であーでもない、こーでもないと唸りながらそれでも何とか自分のボードを作り上げていきます。

何かと悩ましい印象ですが、ゲームとしてかなり面白いと感じました。

特に上手く動物の配置と地形が嚙み合うと、これはまた気分が良い!

限られたスペースの中で配置のやりくりを考えるのが、個人的に好きなプレイ感です。


ゲーム終了条件の1つが空きマス2つ以下と言うのが良く効いています。

一部の重ねられるトークンを上手く利用しないと、みるみるスペースが無くなっていきますね。

1度置いたトークンは動かせない上、重ねるにしてもトークンの順番に指定があります。

若干、カードとトークンのめくれに左右もされますが、自由に見えてしっかりと縛りの効いている配置ルールには痺れるものを感じます。

1プレイにかかる時間は30分前後で、満足感の高い体験ができるので妻ウケも良好!

これはかなり推しポイントですよ!笑

ソロプレイレビュー


ソロだと中央ボードは3か所しか配置できない裏面を使用し、カードの公開枚数は3枚になります。

トークンを獲得したら残った箇所のトークンを全て取り除くルールこそありますが、対人プレイと大きなルール変更はありません

終了条件も等しく、スコアアタックタイプのソロモードになっています。


2人プレイの時も感じましたが、トークンとカードの取り合いこそ若干あるものの、相手に干渉する要素はそこまで多くないため少人数向けのゲームシステムだと思います。

配置が悩ましいことから、意外と長考してしまいますしね。笑

なのでソロでも変わらず楽しむことができました。

準備・片付けも簡単で、公開されるカード・トークンによってかなり方針が変わるので、ソロプレイヤーにもおすすめですよ。


見た目も良いし、個人ボード裏面もまた違った仕様を楽しめます。

自分にはかなり刺さっている作品なので、推していきたいと思います!

しばらくは夫婦ボドゲタイムに積極的に取り入れよう・・・!

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