ワイナリーの四季とは
1〜6人用 重量級ワーカープレイスメントゲームプレイヤーはワイン農家となり、両親から受け継いだワイナリーの復興に尽力します。
良コンポーネントで有名なストーンマイヤー社発(他にはウィングスパンやサイズ大鎌戦役など)ということで見た目にもとっても質が良い本作。
ボリュームはそこそこありますが、のほほんとした雰囲気と面白いカード達によって重量級入門としても最適。
幅広い方にオススメできる作品です。
今回はワイナリーの四季を紹介していきますよ!
使用する拡張はこちら。
トスカーナ拡張
VITICULTURE Moor Visitors Expansion
こちら英語版ですが、中古で和訳付きのものを手に入れることができました!
お馴染みのアーチゲームズさんメタルコイン。
お世話になってます。
ワーカープレイスメントなのでメインボードにはアクションスペースがあります。
ワイナリーの四季というくらいなので、アクションスペースが左から
春:黄緑
夏:黄色
秋:橙色
冬:青色
となっています。これで1ラウンド。
春から順番にアクションを行なっていき、全プレイヤーがパスしたら次の季節に移行します。
現在の季節でのアクションしか原則できません。
冬が終わったらワーカーを全て回収し、自身の所有しているとブドウとワインを全て1段階熟成させます。
その後手番順を選択し、また新しいラウンドが始まります。
個人ボード
冒頭に両親から受け継いだワイナリーと言いましたが、設備は何も整っていないのではっきり言って廃墟同然です。笑
これから説明するのは基本的なワインの作り方です。
一度これを頭に入れておいてください。笑
まずはブドウの樹の買い付けからスタートです。
緑の山札からめくってランダムにブドウの樹カードが手に入ります。
それぞれのアクションスペースは3マスありますが、2人プレイだと左端の1マスしか使えません。
かなり熾烈な早いもの勝ちです。笑
ブドウの樹を植えるための設備を整えます。
建設アクションを実施しましょう。
ブドウ棚を建設しました。
建設にはお金がかかりますが、ゲームの前半は特にカツカツです。
大体ゲーム開始時にもらえるお金は3〜6金程度ですが、このブドウ棚の建設に2金もかかりました。
この他に3金かかる貯水タンクが必要なブドウの樹もあります。
設備が整ったら植樹をしましょう。
畑だけは最初に所有しているのでそのまま植えることができます。
畑に植えたら今度は収穫をします。
収穫したブドウは個人ボードの圧搾場に配置します。
畑に植えてあったのは赤の2でしたので、マーカーで表します。
収穫が終わったら圧搾場のブドウから醸造を行います。
醸造したワインは自身のセラーに保管します。
赤の2だったのでこれも同じ。
ようやくワインができました!
まだまだこれでは勝利点にはなりません。
必要な消費者に届けるために受注しなくてはならないのです。紫のカードの山からランダムに引きます。
今回引いたのは赤2ワインと白2ワインの注文でした。
また同様の手順で白2ワインを追加で製造しなくてはなりませんね。
ふう、ようやっと2種類のワインが揃いました。
これでやっと2-0!ちなみにゲームの終了はいずれかのプレイヤーが25点に到達するのが条件です。
いやー、長い道のりだ!
ところで夏と冬には訪問者というアクションがあります。その名の通り手札から夏季訪問者は黄色、冬季訪問者は青色のカードを使用するのですが、試しに1枚見てみましょうか。
なになに?
全プレイヤーは2の価値のブドウを即座に手に入れるかどうかを選択し、1人以上の相手が得た場合2勝利点を得る…。
ん?
建設も植樹もすっ飛ばしていきなりブドウ?
しかもさっきあんなに頑張って手に入れた2勝利点がおまけのように?
いやいや、おかしい、他のも見てみよう。
えーと、1金さえ支払えば4の価値のブドウが即座に手に入る…。
は?
たった1金で?ブドウ棚建てる半額だよ?
今回はワイナリーの四季を紹介していきますよ!
使用する拡張はこちら。
トスカーナ拡張
VITICULTURE Moor Visitors Expansion
こちら英語版ですが、中古で和訳付きのものを手に入れることができました!
お馴染みのアーチゲームズさんメタルコイン。
お世話になってます。
ワーカープレイスメントなのでメインボードにはアクションスペースがあります。
ワイナリーの四季というくらいなので、アクションスペースが左から
春:黄緑
夏:黄色
秋:橙色
冬:青色
となっています。これで1ラウンド。
春から順番にアクションを行なっていき、全プレイヤーがパスしたら次の季節に移行します。
現在の季節でのアクションしか原則できません。
冬が終わったらワーカーを全て回収し、自身の所有しているとブドウとワインを全て1段階熟成させます。
その後手番順を選択し、また新しいラウンドが始まります。
個人ボード
冒頭に両親から受け継いだワイナリーと言いましたが、設備は何も整っていないのではっきり言って廃墟同然です。笑
これから説明するのは基本的なワインの作り方です。
一度これを頭に入れておいてください。笑
まずはブドウの樹の買い付けからスタートです。
緑の山札からめくってランダムにブドウの樹カードが手に入ります。
それぞれのアクションスペースは3マスありますが、2人プレイだと左端の1マスしか使えません。
かなり熾烈な早いもの勝ちです。笑
ブドウの樹を植えるための設備を整えます。
建設アクションを実施しましょう。
ブドウ棚を建設しました。
建設にはお金がかかりますが、ゲームの前半は特にカツカツです。
大体ゲーム開始時にもらえるお金は3〜6金程度ですが、このブドウ棚の建設に2金もかかりました。
この他に3金かかる貯水タンクが必要なブドウの樹もあります。
設備が整ったら植樹をしましょう。
畑だけは最初に所有しているのでそのまま植えることができます。
畑に植えたら今度は収穫をします。
収穫したブドウは個人ボードの圧搾場に配置します。
畑に植えてあったのは赤の2でしたので、マーカーで表します。
収穫が終わったら圧搾場のブドウから醸造を行います。
醸造したワインは自身のセラーに保管します。
赤の2だったのでこれも同じ。
ようやくワインができました!
まだまだこれでは勝利点にはなりません。
必要な消費者に届けるために受注しなくてはならないのです。紫のカードの山からランダムに引きます。
今回引いたのは赤2ワインと白2ワインの注文でした。
また同様の手順で白2ワインを追加で製造しなくてはなりませんね。
ふう、ようやっと2種類のワインが揃いました。
これでやっと2-0!ちなみにゲームの終了はいずれかのプレイヤーが25点に到達するのが条件です。
いやー、長い道のりだ!
ところで夏と冬には訪問者というアクションがあります。その名の通り手札から夏季訪問者は黄色、冬季訪問者は青色のカードを使用するのですが、試しに1枚見てみましょうか。
なになに?
全プレイヤーは2の価値のブドウを即座に手に入れるかどうかを選択し、1人以上の相手が得た場合2勝利点を得る…。
ん?
建設も植樹もすっ飛ばしていきなりブドウ?
しかもさっきあんなに頑張って手に入れた2勝利点がおまけのように?
いやいや、おかしい、他のも見てみよう。
えーと、1金さえ支払えば4の価値のブドウが即座に手に入る…。
は?
たった1金で?ブドウ棚建てる半額だよ?
また植樹〜収穫とかなしでブドウ?
いいの?ほんとに?
……はい、いいんです。笑
おわかりいただけたでしょうか。
このゲーム、
訪問者カードがくっそ強いです。
今までのワイン作りとはなんだったんだと言わんばかりの効果を持ち合わせています。
これが本ゲーム最大の問題点(褒め言葉)。
最高に面白い要素になります。
訪問者達の力をうまく活用してワイナリーを発展させていくのです。
この訪問者カードは拡張で様々なバリエーションがあるので、プレイのたびに毎回違った展開があってリプレイ性抜群ですよ。
見た目の割にド派手な効果が飛び交うワイナリーの四季、早速やっていきましょう!
開始時にパパママカードが1枚ずつランダムに配られ、そこに描いてあるものを得てゲームに臨みます。
こんな感じ。大きいワーカーは親方です。
すでにワーカーが配置されているアクションスペースに置けます。さすが親方。
あちらのパパママカード。
ん?ワーカー1人多くスタートできるの?
ワーカープレイスメントでそれは強くない?
早くも雲行きが怪しい。笑
先攻は必ずしもラウンドごとに交代しません。ラウンドの終わりに起床計画表に自身のニワトリコマを配置して手番順を決定します。
数字の小さいところに配置するほど、早く手番を行えますが遅いほどボーナスが豪華になります。
ジレンマが効いてますね。
わたしは青、妻が白です。
今ラウンドでは季節ごとのアクションは常に妻から先に行います。
とにかく序盤はお金がありません。畑売買アクションで畑を1つ売ってしまいましょう。
1つくらい売ってもどうとでもなります。
あとは設備を整えながらとにかく増員を目指します。
親分含めてワーカーは6人まで使えるようになります。
扶養コストなどはかからないので、数が正義です。
冬のアクションで1人あたり4金で増員することができます。これを訓練と言います。
訓練されたワーカーは次のラウンドから使用できます。
あちらから反則みたいなカードが飛んできました。
訓練していないワーカー数と同じ金額を支払えば即座に今年から使えるワーカーを訓練できる。
この前のラウンドで1人増やしていたので、残りワーカー数は1。
1金で増員してきました。あかんやろ、それは。笑
あちらが数の暴力で押してくる中、正規の方法でようやっとこちらもフル増員。
設備を整えていきましょう!ブドウ棚と貯水タンクを建設!
これでどんなブドウでも植えられるぞ。
もうあんなに植樹しとる。
しかも価値がかなり高いブドウ。
この冬季訪問者、アグリコラやパッチワークの作者のウヴェ・ローゼンベルグじゃないすか?
5金安くだとほぼなんでも建設できますが、左隣のプレイヤーに渡さなくてはならないのでみんなも使えちゃいます。笑
面白いから使ってみましょう。うちのセラーが大規模になりましたよ!
ようやくワイナリーぽくなってきました!
ワインを製造して出荷しましょう。勝利点獲得です!
ロゼとスパークリングはなんと赤と白のブドウを混ぜて作れます。ゲームだからいいんでしょう。笑
またあちらがとんでもないカードを使ってきました。
もう収穫するだけで勝利点を稼げるそうです。
ワインは?
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ウヴェ様もがっつり活用されて帰ってきました。
手札を捨てた分だけ効果を使えるカード。
役目を終えたウヴェ様さようなら。( ´ー`)
トスカーナ拡張では影響力という要素があります。
それぞれの地域で星を多く置いているプレイヤーがそこに描かれている勝利点を得ることができます。
プレイがうまくいかなくても、自身の個人ボードが充実してくるとそれだけで満足感がありますしね。
ワイナリー経営というテーマにシステムがしっかりとハマっているため、世界観に没入できます。
訪問者カードはご覧の通りの強さなので、訪問者同士の異能力バトルのような状態になります。
ワイナリーの四季カードゲームと言ってもいいくらい。笑
基本的な動作だけでは地味な本作に派手さを加えるアクセントとしては最高に面白い要素ですね。
ただ、どうしてもカードのめくれに左右されることはあります。
強い訪問者を引いてもブドウや受注でうまくドローできなければ、思うように勝利点に繋がらないかも知れません。
ガチガチの展開を求める方には少し不満点かと思います。
わたしはあくまでもゲームなのでこれくらいの盛り上がりがあった方が良いですし、幅広い方におすすめできると思います。
ルールの量は少なくはないですが、一度やればテーマと相まって理解できるでしょう。
ボードゲームに少し慣れてきた人が重量級の作品にステップアップするのにとても適した作品です。
ソロモードも搭載してあるので、少人数でも多人数でも楽しめることができます。
ぜひみなさん、プレイしてみてください。^ ^
いいの?ほんとに?
……はい、いいんです。笑
おわかりいただけたでしょうか。
このゲーム、
訪問者カードがくっそ強いです。
今までのワイン作りとはなんだったんだと言わんばかりの効果を持ち合わせています。
これが本ゲーム最大の問題点(褒め言葉)。
最高に面白い要素になります。
訪問者達の力をうまく活用してワイナリーを発展させていくのです。
この訪問者カードは拡張で様々なバリエーションがあるので、プレイのたびに毎回違った展開があってリプレイ性抜群ですよ。
見た目の割にド派手な効果が飛び交うワイナリーの四季、早速やっていきましょう!
夫婦でプレイ
開始時にパパママカードが1枚ずつランダムに配られ、そこに描いてあるものを得てゲームに臨みます。
こんな感じ。大きいワーカーは親方です。
すでにワーカーが配置されているアクションスペースに置けます。さすが親方。
あちらのパパママカード。
ん?ワーカー1人多くスタートできるの?
ワーカープレイスメントでそれは強くない?
早くも雲行きが怪しい。笑
先攻は必ずしもラウンドごとに交代しません。ラウンドの終わりに起床計画表に自身のニワトリコマを配置して手番順を決定します。
数字の小さいところに配置するほど、早く手番を行えますが遅いほどボーナスが豪華になります。
ジレンマが効いてますね。
わたしは青、妻が白です。
今ラウンドでは季節ごとのアクションは常に妻から先に行います。
とにかく序盤はお金がありません。畑売買アクションで畑を1つ売ってしまいましょう。
1つくらい売ってもどうとでもなります。
あとは設備を整えながらとにかく増員を目指します。
親分含めてワーカーは6人まで使えるようになります。
扶養コストなどはかからないので、数が正義です。
冬のアクションで1人あたり4金で増員することができます。これを訓練と言います。
訓練されたワーカーは次のラウンドから使用できます。
あちらから反則みたいなカードが飛んできました。
訓練していないワーカー数と同じ金額を支払えば即座に今年から使えるワーカーを訓練できる。
この前のラウンドで1人増やしていたので、残りワーカー数は1。
1金で増員してきました。あかんやろ、それは。笑
あちらが数の暴力で押してくる中、正規の方法でようやっとこちらもフル増員。
設備を整えていきましょう!ブドウ棚と貯水タンクを建設!
これでどんなブドウでも植えられるぞ。
もうあんなに植樹しとる。
しかも価値がかなり高いブドウ。
この冬季訪問者、アグリコラやパッチワークの作者のウヴェ・ローゼンベルグじゃないすか?
5金安くだとほぼなんでも建設できますが、左隣のプレイヤーに渡さなくてはならないのでみんなも使えちゃいます。笑
面白いから使ってみましょう。うちのセラーが大規模になりましたよ!
ようやくワイナリーぽくなってきました!
ワインを製造して出荷しましょう。勝利点獲得です!
ロゼとスパークリングはなんと赤と白のブドウを混ぜて作れます。ゲームだからいいんでしょう。笑
またあちらがとんでもないカードを使ってきました。
もう収穫するだけで勝利点を稼げるそうです。
ワインは?
ass=”pict”>
ウヴェ様もがっつり活用されて帰ってきました。
手札を捨てた分だけ効果を使えるカード。
役目を終えたウヴェ様さようなら。( ´ー`)
トスカーナ拡張では影響力という要素があります。
それぞれの地域で星を多く置いているプレイヤーがそこに描かれている勝利点を得ることができます。
無視すると思った以上に大きく差がついてしまうので注意。
試飲室を建設します。
これがあれば観光客アクションで勝利点が手に入ります。
あちらが出荷した受注カード。
恐らく最高難度に近いので勝利点がめちゃくちゃ高いです。
離されていく点差。追い討ちをかけてくる冬季訪問者。紫カードは後半特に必要なので、勝利点を得つつドローできるのは文句なしに強力。
やばい、あと1点で終わってしまう…!なんとか高得点出荷をしたい!
微妙(^^;)スパークリングとかがいいねん!
そしてきちんとダメ押しを喰らう。後半になんでそんなに得点効率の良いカードを引けるのだ…。(^^;)
最終的には18-35で惨敗。(^^;)
所要時間60分ほど
負けはしましたが、存分に楽しめました。
試飲室を建設します。
これがあれば観光客アクションで勝利点が手に入ります。
あちらが出荷した受注カード。
恐らく最高難度に近いので勝利点がめちゃくちゃ高いです。
離されていく点差。追い討ちをかけてくる冬季訪問者。紫カードは後半特に必要なので、勝利点を得つつドローできるのは文句なしに強力。
やばい、あと1点で終わってしまう…!なんとか高得点出荷をしたい!
微妙(^^;)スパークリングとかがいいねん!
そしてきちんとダメ押しを喰らう。後半になんでそんなに得点効率の良いカードを引けるのだ…。(^^;)
最終的には18-35で惨敗。(^^;)
所要時間60分ほど
感想
負けはしましたが、存分に楽しめました。プレイがうまくいかなくても、自身の個人ボードが充実してくるとそれだけで満足感がありますしね。
ワイナリー経営というテーマにシステムがしっかりとハマっているため、世界観に没入できます。
訪問者カードはご覧の通りの強さなので、訪問者同士の異能力バトルのような状態になります。
ワイナリーの四季カードゲームと言ってもいいくらい。笑
基本的な動作だけでは地味な本作に派手さを加えるアクセントとしては最高に面白い要素ですね。
ただ、どうしてもカードのめくれに左右されることはあります。
強い訪問者を引いてもブドウや受注でうまくドローできなければ、思うように勝利点に繋がらないかも知れません。
ガチガチの展開を求める方には少し不満点かと思います。
わたしはあくまでもゲームなのでこれくらいの盛り上がりがあった方が良いですし、幅広い方におすすめできると思います。
ルールの量は少なくはないですが、一度やればテーマと相まって理解できるでしょう。
ボードゲームに少し慣れてきた人が重量級の作品にステップアップするのにとても適した作品です。
ソロモードも搭載してあるので、少人数でも多人数でも楽しめることができます。
ぜひみなさん、プレイしてみてください。^ ^
拡張はこちらのトスカーナの導入を強く勧めます。
基本だけよりバランス調整がなされています。
ラインガウ拡張もおすすめですが、現在プレ値の様子…。