アーク・ノヴァ 新たなる方舟 [2人プレイボードゲームレビュー:評価9/10]


アークノヴァとは




1〜4人用動物園を経営をテーマにしたボードゲーム




去年から日本語版リリースの情報が流れており、満を持してテンデイズゲームズさんから発売されました!前評判もあってか予約はほぼ瞬殺状態。
超絶運が良いことに入手することができちゃいました。ってなわけで今回はアーク・ノヴァを気合い入れて紹介していきますよ!




ゲームの流れ




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セットアップ
横長ボードに個人の動物園を用意
かなーり場所を取ります。
収まったと思いきや、この後カードがどんどん並んでいくのでキツキツでした。笑
大きめの机でなければ、あるいは床プレイですね。




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今回は初回プレイなのでマップAの動物園を使いましょう。複雑そうに見える本作ですが、手番で行うこと自体はそう難しくありません。
自分の動物園の下にあるカードを1枚選択し、アクションを実行。その後使用したカードを1番左側に移動させます。




カードは全5種類。




動物
手札から動物カードをプレイします。
コストや収容スペースの他にプレイ条件があるものもあります。




カード
山札からカードを引きます。
5アクション値出力できれば噛みつくことができます。
→場のカードから好きなものを獲得可。




建設
自分の動物園に建物を建設する。
動物を飼うための囲い地や売店、展示場など。
1スペースごとに2コストかかる。




協会
協会ボードの中からアクションを選んで実行します。
ちょっとしたワーカープレイスメント要素ですね。




後援者
手札から後援者カードをプレイ。
即時効果や永続効果、ゲーム終了時の得点などをもたらします。




それぞれのアクションカードは特定の条件で裏返すことができ、改良されます。




訴求点、保全点トラックをそれぞれ逆からカウントしていきます。
誰かが交差するとゲーム終了フラグ。
この差が最終得点になります。




要素の多い作品なので細かいルールはやはりあります。
サマリーのアイコンを参照すると良いでしょう。




夫婦2人でプレイ




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それではスタート!
初期手札に鳥がいたのでプレイしてみましょうか。




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協会アクションにより大陸と提携します。
特定のアイコンを持つカードを値引きできるようになります。




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建設していきましょう。
3マスのへの字囲い地はふれあい動物園




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ふれあい動物を飼うのに使用します。
動物によって指定の囲い地が必要ですね。




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まだまだ最序盤。
何していこうかな。




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メインボード上の休憩トラックが上限に達すると全プレイヤー休憩フェイズに入ります。
手札を上限まで捨て、ワーカーを回収、収入を得ますよ。




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改良のチャンスがやってきました。
ここは建設に使ってみましょう。




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改良した建設カードでのみ、大型鳥類館を建てられます。




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コンドルを飼ってみましょう。
本来は岩に面した5マスの囲い地を使用しますが、大型鳥類館であれば1マスで済みます。




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後援者カードもプレイしてみましょう。
即事効果、収入、最終得点をもたらします。




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ゲーム開始から1時間ほど経過…。
未だに保全点0です。笑




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ってなわけで稼いでいきましょう!
特定の動物や
協会アクションの内の保全カードにより
保全点を得ます。




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妻が毒アイコン持ちのカードをプレイしてきました。本ゲームでは珍しいちょーっとした妨害要素です。こちらの1〜2アクションに置かれ、このカードを使用すると取り除かれますが…手番終了時に2金支払わされます。
地味に嫌らしい。笑




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後半になると収入が増えてきて、できることが増えますね。この辺りもテラフォっぽいです。
休憩すれば毒は回復することができます。




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保全点もみるみる増えてきました。
妻の動物園もかなり豪華になってきましたね。




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後半になれば動物2枚プレイもできちゃいます!
強そうなこの2匹を飼いましょう。




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ここにきて妻が後援者を多く出していることに気づく。それは…最終得点かなりいく
のではないか?




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ってなわけで妻に終了トリガーを引かれてここで終了!
最終得点計算の結果、
10-34で負け!
さすがうちの妻です。笑




所要時間インスト込み3時間ほど




 感想




これは前評判に違わずとても面白いですね。テラフォーミング・マーズに似てるとも言われていますが、わたしはあまりそう感じませんでした。ユニークカードやそれに伴うタグなどがテラフォを彷彿とさせる程度でしょうか。あくまでも発展させていくのは個人ボードなので割とソロプレイ感が強い印象です。




ルールの量は確かに少なくはありません。覚えることは多少ありますが、それでもカード5枚のアクションを多少理解すればけっこう遊べちゃうのも良いですね。妻へのインストが割とすんなりいったのが嬉しいです。笑




まだまだ繰り返しプレイして本作の魅力を感じていきたいですね。




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