コーヒーロースターとは
Saashiさんがデザインを手がける国産のソロプレイ専用ボードゲーム。プレイヤーは焙煎士となり、絶品のコーヒーを淹れてマイスターの座を目指します。
わたしが所有しているのは欧州エディションの日本語版です。
袋からチップをランダムに引いてくるバックビルディングの要素と、どこまで焙煎を進めていくかというチキンレースの要素がうまく噛み合っています。
上質なコンポーネントに、システムとテーマがうまくマッチしており、ソロプレイの機会が多い方には強くオススメできる作品でした。
今回はコーヒーロースターの紹介をしていきますよ!セットアップ
メインボードのボードとコーヒーカップボード、サマリーが付きます。
この時点で既にお洒落。
元の箱でそのままコンポーネントのチップを仕分けることができます。これは便利。
ゲームは2段階のフェイズに分かれています。
①コーヒー豆の焙煎フェイズ
焙煎が充分に為されたと感じたら任意のタイミングで
②カップテスト
に移行します。
焙煎するコーヒー豆を決めて、シートとそこに描かれているチップを受け取ります。
数字のチップはコーヒー豆、
青赤緑のチップはフレーバー、
グレーのチップは焦げや質の悪い豆(マイナス要素)、
水色のチップは水分、
といったところです。
受け取ったチップを全て布袋の中に入れます。
手番の開始時にメインボードの温度トラックを1段階進めます。(第1ラウンドはスキップ)
そこに表記されている数字分だけ、布袋からチップを引いてきます。
ラウンドが進むにつれて1度に引くチップ数が増えていくというわけです。(14が上限)
引いたチップは種類により処理が異なります。
数字のコーヒー豆は基本的に1段階上の数字に置き換えて、布袋に戻します。コーヒー豆の数字の上限は4。4を超えてしまうと焦げ豆となり、マイナス点になります。コーヒー豆の焙煎は、後述の全ての特殊効果適用後に行います。
水分はそのまま除去。焙煎中なので揮発するイメージ。
フレーバーのチップは使用することで特殊効果を発揮します。
ボードの左側が即時効果。
対応するフレーバーを配置するとボードに描かれているアクションが適用されます。
右側に配置するとフレーバー独自の効果を発揮します。
フレーバー独自の効果
赤なら濃縮。
2つの豆を1つにまとめることができます。
濃縮された豆はそのラウンドでは数字は上がりません。そのまま布袋の中に入れます。
青なら分割。
1つの豆を2つに分けます。
これも分割された後の豆をそのまま布袋に入れます。
緑は保存。
2つまでの豆を焙煎することなくそのまま布袋に戻します。
横1列に2つのフレーバーを配置すると対応する特殊効果を得られます。
実際のプレイで見ていきます。
コーヒー豆によってローストポイントが設定されており、カップテストの際に高得点を取る目安となります。
布袋の中の豆が現在どの程度焙煎されているかは、メインボードのトラックで表すことができます。
布袋からチップを10枚あるいは12枚引くラウンドではコーヒー豆の数字が2段階アップします。
それと同時にマイナス要素のチップが布袋に入れられます。
より多く焙煎する必要がある時に有効活用したいですね。
充分に焙煎が済んだと判断したタイミングでカップテストに移行します。
布袋から1つずつチップを引き、コーヒーカップに配置していきます。
コーヒーカップにもうチップが配置できなくなった時点で終了。
写真の例とサマリーを参考にしながら…
以下の3つの要素から得点を得ます。
①ローストポイント
コーヒーカップ上のコーヒー豆の数字を合計して、現在焙煎しているコーヒー豆シートを参照します。
例)数字の合計は13なので、6点となります。
②フレーバーポイント
コーヒーカップ上のフレーバーがどの程度目標と合致してるかにより得点を得ます。
例)目標は青緑緑。3つ一致しているので、6点ですね。
③スキルポイント
コーヒーカップ上の揃っている数字から得点を得ます。3つ以上同じ数字があれば得点になります。
例)3が3つあるので、1点になります。
マイナス2点のグレーチップがあるので、
今回の例だと
6+6+1-2=11点になりますね。
最初のコーヒー豆は初級のアルトゥーラ・オアハカ。
コーヒー豆のことはあまり詳しくはないのだけど、メキシコ産みたい!
裏面の解説がゲームの設定に合わせて、けっこう凝っていて面白いのでぜひ実際にご覧になってみてください^ ^
一応、何度か練習してから挑んでます。笑
最初に引くチップ数は8。
目標のローストポイントをかなり上回って焙煎させないと、カップテストの際にうまく揃わないのでどんどん焙煎していきます!
0の豆はボード上に配置する箇所があります。
後で条件が揃うと良いことがあるんですよ。
次のラウンドも特にアクションせずに焙煎を進めていきます。
水チップは何も効果がなく、あっても邪魔なので早い段階で除去していきたいところ。
このラウンドでは2段階焙煎が進みます!
たくさんコーヒー豆を引きたいところだったのですが、こんな感じ。うーん。
とりあえず先程の続きで1のチップを置きます。
すると3色いずれとしても使えるフレーバーチップを獲得できます。入手したラウンドで即座に使用することも可能でとっても便利。
即時効果を使ってみましょう!
追加で2チップ布袋から引けます。
追加で引いた豆を2段階焙煎!
一気に焙煎度を稼ぎました。
この調子です。
不要なチップを廃棄することもできます。
マイナス点になってしまうやつはできる限り捨てておきたいですね。
またまた2段階焙煎ラウンドです。
そろそろどうなんでしょう?
セーブした方が良いのかな?
引いちゃったもんはしょうがないので臆せずいきましょう!笑
布袋から1つずつチップを引き、コーヒーカップに配置していきます。
コーヒーカップにもうチップが配置できなくなった時点で終了。
写真の例とサマリーを参考にしながら…
以下の3つの要素から得点を得ます。
①ローストポイント
コーヒーカップ上のコーヒー豆の数字を合計して、現在焙煎しているコーヒー豆シートを参照します。
例)数字の合計は13なので、6点となります。
②フレーバーポイント
コーヒーカップ上のフレーバーがどの程度目標と合致してるかにより得点を得ます。
例)目標は青緑緑。3つ一致しているので、6点ですね。
③スキルポイント
コーヒーカップ上の揃っている数字から得点を得ます。3つ以上同じ数字があれば得点になります。
例)3が3つあるので、1点になります。
マイナス2点のグレーチップがあるので、
今回の例だと
6+6+1-2=11点になりますね。
フルメニューモードではⅠ、Ⅱ、Ⅲのシートを順番に焙煎し、その合計点でランクが決定します。
それぞれのシートには初級〜上級があり、以前のシートの得点から次にプレイするシートの難易度が変更になります。
シートの裏側にはコーヒー豆の特徴が表記されており、フレーバーとしても楽しむことができますよ!
細かいルールはマニュアルをご参照ください。
それでは実際にプレイしていきましょう。
フルメニューモードでチャレンジしていきます!それぞれのシートには初級〜上級があり、以前のシートの得点から次にプレイするシートの難易度が変更になります。
シートの裏側にはコーヒー豆の特徴が表記されており、フレーバーとしても楽しむことができますよ!
細かいルールはマニュアルをご参照ください。
それでは実際にプレイしていきましょう。
ソロプレイダイジェスト
最初のコーヒー豆は初級のアルトゥーラ・オアハカ。
コーヒー豆のことはあまり詳しくはないのだけど、メキシコ産みたい!
裏面の解説がゲームの設定に合わせて、けっこう凝っていて面白いのでぜひ実際にご覧になってみてください^ ^
一応、何度か練習してから挑んでます。笑
最初に引くチップ数は8。
目標のローストポイントをかなり上回って焙煎させないと、カップテストの際にうまく揃わないのでどんどん焙煎していきます!
0の豆はボード上に配置する箇所があります。
後で条件が揃うと良いことがあるんですよ。
次のラウンドも特にアクションせずに焙煎を進めていきます。
水チップは何も効果がなく、あっても邪魔なので早い段階で除去していきたいところ。
このラウンドでは2段階焙煎が進みます!
たくさんコーヒー豆を引きたいところだったのですが、こんな感じ。うーん。
とりあえず先程の続きで1のチップを置きます。
すると3色いずれとしても使えるフレーバーチップを獲得できます。入手したラウンドで即座に使用することも可能でとっても便利。
即時効果を使ってみましょう!
追加で2チップ布袋から引けます。
追加で引いた豆を2段階焙煎!
一気に焙煎度を稼ぎました。
この調子です。
不要なチップを廃棄することもできます。
マイナス点になってしまうやつはできる限り捨てておきたいですね。
またまた2段階焙煎ラウンドです。
そろそろどうなんでしょう?
セーブした方が良いのかな?
引いちゃったもんはしょうがないので臆せずいきましょう!笑
別の即時効果を使います。
布袋から5個引いて内2個を廃棄。
残りをまた布袋に戻します。
マイナス点のものを1つ除外できましたね!
右側のボードから特殊効果チップを得ます。
獲得したのはこちらの甘みトークン。
カップテストを始める前に予めカップに配置することができ、3種のフレーバーのいずれかとして扱うことができます。
もしフレーバーを引けなかった時の保険になりますね。
それそろいけそうかな?
よし!カップテストにチャレンジです!
布袋から1つずつ引いてカップに配置します。
通常なら気に入らないチップを3つまでカップに配置せず、脇の皿に除外することができます。
皿がいっぱいになってしまうともうカップに置くしかなくなります。
ってなわけで早くもお皿終了。笑
これから引くチップは全てカップに乗ります。
結果はこんな感じ。
ローストポイント
チップの数字の合計は11なので5点
フレーバーポイント
甘み含めて青緑緑の3つ揃っているので6点
スキルポイント
3つ以上同じ数字のチップがないので0点
マイナスチップ
1つあるのでマイナス1点
結果は10点!
まぁ中の下の成績です。笑
この点数を参考にⅡのシートの難易度が変わります。
10〜14点は中級だそう。
以下結果のみ掲載します。
エスプリット・サント
ローストポイント
チップの合計数18なので満点の12点
フレーバーポイント
こちらも3色揃ったので6点
スキルポイント
3のチップが4つあるので2点
マイナスはなかったため、合計20点!
これはうまくできました。
焙煎させすぎかな?くらいがちょうど良い気がしますね。
特殊効果トークンで皿を増やしたのも効きました。
この点数だと次のⅢは上級です!
はたしてわたしの焙煎士としての実力は…
5点…( ´ー`)
上級シート難しすぎ。( ´ー`)
香りも焙煎も足りない味気ないコーヒーになってしまいました。笑
Ⅰ〜Ⅲシートの合計は35点でした。
結果は中級焙煎士でした。
いやー、マイスターの道のりは遠いですね。
精進します。
所要時間35分ほど
これは面白いですね!
布袋からチップを引いてくる度に毎回ドキドキした展開が待っています。
自分の感覚とチップの引きとの戦いなので、黙々と集中して臨めますね。没入感があります。
実際にコーヒー豆を焙煎したことないんですけど、なんとなく雰囲気を味わうことができる気がします。笑
練習すれば上達できるのもまた良いですね。
最初は中々感覚が掴みにくいですが、少しずつうまく焙煎できるようになっていくのが分かります。
今まで購入を躊躇っていたのはソロプレイにしては値段が高いかなと思ってたからです。笑
評判が良いようなので思い切ってみましたが、これは正解でしたね。
質の良いコンポーネントと長く楽しめるリプレイ性を考えたら全然適正価格ですよ。
おうちで巣ごもりが多い今のご時世にソロプレイ可能作品は重宝すると思います。
投稿時点、Amazonで適正価格で手に入りますよ!
チップの合計数18なので満点の12点
フレーバーポイント
こちらも3色揃ったので6点
スキルポイント
3のチップが4つあるので2点
マイナスはなかったため、合計20点!
これはうまくできました。
焙煎させすぎかな?くらいがちょうど良い気がしますね。
特殊効果トークンで皿を増やしたのも効きました。
この点数だと次のⅢは上級です!
はたしてわたしの焙煎士としての実力は…
5点…( ´ー`)
上級シート難しすぎ。( ´ー`)
香りも焙煎も足りない味気ないコーヒーになってしまいました。笑
Ⅰ〜Ⅲシートの合計は35点でした。
結果は中級焙煎士でした。
いやー、マイスターの道のりは遠いですね。
精進します。
所要時間35分ほど
感想
これは面白いですね!布袋からチップを引いてくる度に毎回ドキドキした展開が待っています。
自分の感覚とチップの引きとの戦いなので、黙々と集中して臨めますね。没入感があります。
実際にコーヒー豆を焙煎したことないんですけど、なんとなく雰囲気を味わうことができる気がします。笑
練習すれば上達できるのもまた良いですね。
最初は中々感覚が掴みにくいですが、少しずつうまく焙煎できるようになっていくのが分かります。
今まで購入を躊躇っていたのはソロプレイにしては値段が高いかなと思ってたからです。笑
評判が良いようなので思い切ってみましたが、これは正解でしたね。
質の良いコンポーネントと長く楽しめるリプレイ性を考えたら全然適正価格ですよ。
おうちで巣ごもりが多い今のご時世にソロプレイ可能作品は重宝すると思います。