レース・フォー・ザ・ギャラクシーとは
2〜4人用 宇宙テーマのボードゲーム 初版は長らくプレ値で手に入りにくかったですが、
この度第2版が発売!
システムはあのサンファン2と同じ
BGGでも2人プレイが推奨されている本作。
今回はレース・フォー・ザ・ギャラクシーを紹介していきますよ!セットアップ
カードが中心のコンポーネント。
なんたって宇宙版プエルトリコカードゲームとも呼ばれる作品ですからね。
本作品に手番という概念はほとんどありません。
プレイヤーの人数×12の勝利点トークンを用意します。
プレイヤーは同じセットのアクションカード一式を受け取ります。
ラウンド毎に1枚秘密裏に選択し、全プレイヤー同時に公開します。
フェイズはⅠ〜Ⅴまでありますが、
そのラウンドで公開されたフェイズしか実行されません。
この例だとⅠとⅢのみです。
全プレイヤーがⅠ、Ⅲのフェイズを行い、
それぞれのフェイズを選択したプレイヤーはボーナスを得ます。
カードの左上の数字が
コスト→勝利点となります。
カードには種類があり、コストの数字が
◇:デベロップ
○:ワールド
となります。
それぞれのカードには特定のフェイズで発揮するボーナスが表記されています。
大体の場合、コストの数だけ手札を捨てることでプレイできます。
赤い表記の軍事ワールドはそれに応じた防御力を有している必要があります。
また、コストの数字が塗りつぶされているか、周りに色が付いているカードは生産ワールドになります。
カードを1枚裏向きのまま配置することで生産品として示しますよ。
それぞれのアクションをざっくり見ていきましょう。
探査
手札補充アクションです。
ボーナスが2種類あるのが特徴。
発展
手札からデベロップをプレイします。
ボーナスは値引き。
移住
手札からワールドをプレイします。
ボーナスで1ドロー。
消費
生産品を勝利点やカードに変換します。
こちらも2種類あり、それぞれボーナスが異なります。
生産
生産ワールド上に生産します。
以上のカードからラウンド毎に1枚使用します。
同じカードを続けて使用してもOK。
人数分サマリーがあるので、初回プレイなのでマニュアル記載の推奨セットで。
アクションカード含めるとかなりの枚数を抱えることになるので、カードスタンドがあると便利ですよ。
初期ワールドはこちら。
イプシロン エリダニ星系
防御力+1と消費の際に勝利点、カードを得ます。
シンプルに使いやすそう。
序盤はとにかくカードを出したい!
探査や発展などを多用。
相手の出したカードのアクションができるので、
ある程度予測することも大事そうです。
カードの上に重ねることで生産品を表します。
コストの周りに色がついている
単発生産ワールドでは、出した瞬間に生産品を得ることができます。
カードのアイコンに慣れるまでが少し大変かな?
アクションが被ると、1度しか行えません。
基盤を作らないと手札が枯渇しやすいです。
探査で積極的にドローしたいところで、
考えていることは同じでした。笑
ゲームも中盤に差し掛かるとそろそろ勝利点を意識したいですね。
消費により、生産品を勝利点やカードなどに変換できます。
相手がやりにくい場面で出すのが大事ですね。
お互いにカードが並んできました。
1度のアクションでやれる事が増えていく、
拡大再生産要素もありますね。
所有しているカードによって勝利点が変動するものも。大体6コストです。
高い分、爆発力のあるカードですね。
勝利点トークンがとにかくカッコいい。笑
なんとも宇宙チック。
そんなこんなでわたしが12枚のカードを出してゲーム終了!あちらは10枚しか出せなかった様子。
結果は27-14で圧勝。
妻曰く、慣れてきたころに終わってしまった、そう。
初回プレイなのでこんなものでしょう。笑
所要時間 インスト込み45分ほど
感想
初回プレイはルール確認と割り切った方が良さそうです。我が家ではサンファン2を何度かプレイしていましたが、やはりゲーム感は異なります。
特にアイコンを理解するのに少し苦労しました。
カードをプレイすればするほど、確認するアイコンが増えていくため慣れない内は効果を処理するのに時間がかかりますね。
…とまぁ、ネガティブな要素から書いてしまいましたが、ゲーマーにはオススメできるポテンシャルを確かに秘めた作品に感じました!
カードをプレイしていくことで、コンボや拡大再生産を構築していく楽しみはもちろん、
相手がどのアクションを行いたいか推測することによる心理的駆け引きも含まれています。
相手の行動を上手く潰しつつ自分は効率的なアクションができると、してやったり!
効果の処理がわかりにくかったら、
見やすいように並べ替えれば良いですよ。
慣れてしまえば2人プレイでのプレイ時間は30分を切りそうです。
軽量級〜中量級で気軽にプレイできますね。
繰り返し遊ぶことで楽しさが倍増していくスルメ系ゲームの予感。
2人用上級ルールがおそらく大本命だと思うので、追ってリプレイレビューを掲載する予定です。
乞うご期待!