カートグラファー [2人プレイボードゲームレビュー:評価8/10]

カートグラファーとは

1人から遊べる地図製作紙ペンゲーム。


キャラデザインがメインの変わったダイスゲームであるロールプレイヤーの派生作品になります。


Twitterで紙ペンゲームのおすすめを皆さんに聞いたところ、よく名前が挙がっていた本作。

ロールプレイヤーをプレイ済みでしたので、今思えばここにいかない理由はないですね!

ゲームの流れ

セットアップ

紙ペンですので当然それぞれのシートを持ちます。

ここに地図をカキカキしていきますよ。

ゲームは以下の3フェイズを繰り返していきます。

①探索フェイズ


探索カードの山から1枚めくります。

通常であればこのような地形が描かれています。

②測量フェイズ


それぞれのプレイヤーは探索フェイズでめくれたカードに描かれている地形1つを選択し、自身の地図に描き入れます。


相手プレイヤーの妨害をする待ち伏せというカードもあります。


このカードがめくれたら相手に自分のシートを渡して、指定された怪物アイコンを描いてもらいます。

あるえす
怪物アイコンは得点計算時に失点として数えられます。

いわば相手を妨害する要素ですね。

③確認フェイズ


現在の季節の数字を参照し、めくられたカードの数字の合計がそれを超えていないか確認します。

まだ超えていなければ①探索フェイズに戻ります。

季節の数字以上であれば、季節が移り変わります。


現在の季節カードの得点パターンに従って、名誉の星を獲得します。

金貨からは追加の名誉の星を獲得。

怪物マスに隣接する空マス1つごとに名誉の星を1つ失います。

季節が変わったら探索カードをリセットします。

あるえす
これを冬が終わるまで繰り返します。

1年を通して最も多くの星を集めたプレイヤーの勝利です!

夫婦2人でプレイ!


それではスタート。

季節ごとの得点カードはこんな感じです。

あるえす
ゲームを通してどのタイミングで得点計算するか大体わかるので、とてもわかりやすい指標になります。


カラフルな水性ペンセットを使って描いていきます!

ラミネートは便利ですが…

正直色鉛筆の方が良い味の地図になると思います。笑


妨害要素である待ち伏せが盛り上がりますね!


面白いカードが出ました。

次元の裂け目

1マスだけなので、間を埋めるのに便利です。


得点計算のたびに自分がどれだけ上手く描けてるか評価されるようで、気持ちが上がります。笑


妻がなぜか待ち伏せカードによるマスにイニシャルを書いてきました。笑

あるえす
ちなみに我々夫婦の名前のイニシャルは2人ともRです。笑


今度は無地だぞ。

わかれば良くない?笑

あるえす
いや、そうだけど、こう、ほら、ブログ的に…!笑


そんなこんなでゲーム終了!

体感だとあっという間ですね。

わたしは85点


妻は…89点!

実はわたしが春、夏、秋、全部得点で勝ってたのに、最後に大逆転勝利をされてしまいました。笑


続けてもう1戦!

得点パターンが変わるだけでまた違った雰囲気が楽しめます。


99-110でまたしても負けましたけども。笑

所要時間1ゲーム15〜20分ほど

感想

自分の地図を組み上げていくのがシステム、テーマも相まって存分に楽しむことができます。

やること自体はカードをめくって指定された形を書き込むだけなのに、豊富な得点パターンや待ち伏せによる思わぬインタラクションによって作品を奥深いものにしてますね!

評判が良いのも納得でした。システム的にどの人数で遊んでも楽しめると思います。

あえて言うならピースの形を反転、回転できる点から配置に自由度が高いのでわたしが経験した他の紙ペンゲームに比べてちょっとだけダウンタイムが発生しやすかったかな?


ちなみに個人シートの裏側はあらかじめ中央部分が埋まっており、よりタイトな地図作成が楽しめるようになっています!

あるえす
もう少し我々夫婦に絵心があればと悔やまれます。

わたし、この描くタイプのゲーム(紙ペンゲーム)好きかも。

あるえす
それはなんと!嬉しい一言!