Hadrian’s wall [ソロ(1人)プレイボードゲームレビュー:評価9.5/10]

Hadrian’s wallとは

1〜6人用 重量級紙ペンゲーム


日本語タイトルにすると

ハドリアヌスの壁ハドリアヌスの長城と言うでしょうか。

2世紀ごろに当時のローマ皇帝であるハドリアヌスによって建設された防壁のことです。

おそらく紙ペンゲームの中でも最も重い作品の1つだと思われます。

あるえす
ゲームとしてだけでなく、ソロプレイでの評価がめちゃくちゃ高くて気になっていたので海外Amazonから購入してしまいました!笑

先に言っちゃうと、めっっっっっちゃ気に入りました。

ゲームの流れ


セットアップ

準備はめちゃくちゃ簡単。

シートと各種リソース、カードを準備。

あるえす
ちなみにシートはラミネート加工したものを使ってます。

↑↑上の記事でラミネート加工についてまとめてあるので、よかったらご覧ください。

ゲームは全6ラウンド行います。

ラウンドの準備


共通カードの山をめくって描いてあるリソースを受け取ります。



さらに個人カードの山から2枚めくります。


1枚はボード上部に、もう1枚はボード横に設置。

それぞれ勝利点の指標、ラウンドでもらえる資源を表します。


ボード上の●印からも収入を得ます。

アクション


手に入れた資源をもとにやれるだけのアクションを好きな順で好きなだけ行います。

あるえす
ソロでも対人でも手番順の概念がなく、各々がひたすら手元でカキカキしていきますよ!


アクションはびっしりと様々ありますが、基本的に描いてある資源を支払ってマークをつけます。


もし塗り潰す箇所にアイコンが描いてあれば、それに応じた報酬を得ることができます。

アクションの種類についてはダイジェストの中で触れていきますよ。

ラウンドの終わり


各自資源を使い切ったら、ラウンド終了です。

この時に外敵からの攻撃があります。


難易度に応じた枚数のカードを山からめくり、処理します。今回は初回なので緑の簡単モードにしています。

個人シートにある←↑→の城壁のどこが襲われるか判定するシステムです。

あるえす
これもダイジェストの中で見ていきましょう!

6ラウンド行ったらゲーム終了です。


ソロもしくは2人プレイでは使っていない個人カードの山を使って擬似的な3人プレイになります。

アクションの中に他プレイヤーのカードを参照するものがあるので、そのためです。

特にオートマとして対戦するわけではなく、毎ラウンドカードをめくって必要時に参照するのみですので、処理は難しくありません。

ソロプレイダイジェスト


ってなわけでいきなり初回プレイの様子を垂れ流していきます!

正直最初は何したら良いかわかりません。笑

ラウンドの終わりに来る外敵からの攻撃に備えて城壁の強化をしてみますか。

あるえす
左側シート上部には3ヶ所の城壁があります。

外敵からの攻撃はこの3箇所のいずれかにランダムに襲いかかってくるので、備えがおきましょうか。


右側は市民トラックと呼ばれるゾーンです。

黄色の市民コマを必要とします。

5種類の市民があり、それぞれ必要なだけトラックをあげることでそのさらに右側のアクションを解放できます。

あるえす
たとえばピンクのPERFORMERSは市民コマ1つ支払うとゲージを1つ上げます。

これでこの市民トラックが1になったので、右側のTHEATER の1が解放されました。


左シート真ん中には生産力を上げるゾーンがあります。

これも特定のアクションを一定以上行なっていないと解放されません。

HOTEL の場合、すぐ上のSMALL GRANARY を最低でも2まで上げないとです。

あるえす
SMALL HOTEL を解放すれば毎ラウンド始めに追加の黄コマをもらえます。


資源を使い切ったので外敵からの攻撃フェイズです。

←が1つ出ました。

ちょうどわたしの城壁の←は1つだけ強化してあったので相殺、成功です。

あるえす
ざっくり言うと成功で勝利点、失敗で減点になるわけです。


次のラウンドでもらえる資源が少し増えました!

徐々に生産力が上がっていくのは嬉しいですね。


マークするところに#が付いているアクションはラウンドに1度しか行えません。

現在のラウンドの数字を入れて表します。


右シート下部のSCOUTはラウンドの始めにボード右に置いたカードの中央部を参照して、マップを埋めます。

この時、隣プレイヤー(ソロだと中立プレイヤー)のカードを参照しても構いませんが、アクションコストはそのプレイヤーに支払います。

あるえす
ソロで中立プレイヤーに支払った場合、その数だけラウンドの終わりの外敵からの攻撃回数が増えます。


左シート下部には4種の勝利点パラメータがあります。

ゲーム終了時にそれぞれ上昇しただけ勝利点になります。

あるえす
パラメータ下の数字を参照するとわかりやすいですね!


ラウンドを追うにつれ、外敵からの攻撃回数が増えていきます。


ラウンドの始めにボード上部に差し込んだカードは追加勝利点の指標になります。

例えば1番左のFIGHTER はゲーム終了時に完成された城壁の数に応じて追加点を得ます。

あるえす
何をしたら良いかわからない時、とりあえずの指標になるので参照すると良いでしょう!


後半になるとこんなこともできます。

LARGE GARDENS

資源を支払うと勝利点パラメータ1つと、全ての市民トラックを1ずつ上昇させます。


その結果これだけのリソースが返ってきました。笑

アクションの連鎖がとても爽快です。


1つのパラメータを15まで上げるとランドマークの建設ができるようになります。

ランドマークを建設するとボーナスでさらに他のパラメータを2つ上げることができます。


早くも第5ラウンドの攻撃フェイズ。

最初は1枚だけでよかったカードも6枚めくらないといけません。


おや、←が1つ足りない…!


そんな時はSMALL TEMPLEにストックしておいた攻撃打ち消しアイコンです!

1度だけ、どの方向の攻撃でも無かったことにできます。


早くも最終ラウンド!

収入がこれだけ増えました。

あるえす
ジャブジャブ湧いてきて嬉しいです。笑

さて、何しようか迷っちゃうな。


とりあえず追加のランドマークを建てて、


市民トラックも強化しておきましょう!


左側の城壁が薄いので、DIPLOMAT で補強しておきます。

左側の攻撃に限り2回まで無効化できます。


ランドマーク3軒達成しました!


さて、最後の攻撃では8枚もカードをめくります。

耐えられかな…?


なんと左側が1枚もめくれませんでした!

これはラッキー。


最終的にこれだけマークしました。

左下のパラメータ、カードからの勝利点を計算します。


結果は81点


マニュアルによるといきなり最上ランク獲得です。笑

まあ、難易度が簡単モードでしたからね。

高難易度で70点以上を獲得してようやく評価できる、と言ったところでしょう。

所要時間:初回ルール確認しながら2時間ほど

感想

要素が多くて、プレイのハードルが高そうに見えますが、マニュアルを読み込んで最初の数手番なんとかまわせば…

あとは至福の体験が待ってます!

このレビューの他にもう2度ほどプレイしてみた結果、めっっっっっちゃ気に入りました。

あるえす
ここまで気に入ったのはソロプレイで言うとイーオンズ・エンドやスピリット・アイランド以来です。

海外Amazonからの購入だったので、円安の影響もありあまり可愛いお値段ではありませんでしたが、元が取れる気がします。笑

紙ペンゲーム特有のアクションのコンボ的連鎖が本当に爽快ですね。

1つのアクションを撃つだけでいくつもコンボが繋がって繋がって…はい、もう気持ち良い!

言語依存がほとんどなく、アイコンの意味さえ大体わかってしまえばプレイできちゃうのがまた良い。

準備と片付けが比較的簡単なのもまたまた良い!

そんでもってプレイはめちゃくちゃソロ感強いので、ソロプレイヤーの強ーい味方です。

あるえす
なんか気に入りすぎて褒めてばっかや。笑

カードやシート上にごく僅かに言語依存があるのでこれが日本語化されるようだったら買い直しちゃいますよ。笑

紙ペンだからと敬遠しないでぜひ試してほしいです!