クニツィア作の2人用紙ペンゲーム!
今回紹介するのはマラブンタ
ホビージャパンより日本語版が発売された新作紙ペン系ボードゲームです。
作者はかの有名なライナー・クニツィアという事で、かなり期待大ですよ!
マラブンタってどんなボードゲーム?
2人用
ライナー・クニツィア作
アリ同士の勢力争いをテーマにした紙ペン系ボードゲーム
ボードはホワイトボード加工されており、付属のペンで繰り返し遊ぶことができるようになっています。
ゲームの流れ
セットアップ
タイルを組み合わせて共通ボードを作ります。
ダイスとタイル、ペンを用意すれば準備完了。
外箱はとってもコンパクトで、収納事情にとっても優しいです!
ダイスとタイル選択で書きこめ!
手番ごとにタイルを1枚めくります。
親プレイヤーがダイスを振ったら、ダイスとタイルを組み合わせて2つのグループを作ります。
親でない方のプレイヤーが先に、グループ1つを選択します。
親は残った方のグループを受け取ることになるんですね。
当然、自分の欲しい組み合わせが手に入るとも限りません。
単純ながら悩ましさのエッジが効いた、痺れるルールですよね。
受け取ったダイスもしくはタイルをもとに自色のマーカーで記入していきます。
共通ボードでは各地域ごとに陣取りを行っていく仕組みです。
数字の合計が大きい方に勝利点が入ります。
獲得できる勝利点はプレイヤーが決めていきます。
得点に対応した〇を塗りつぶしていけば、数字の合計で勝利した時に貰える勝利点が増えます。
しかし、数字の合計が負けてしまうと、せっかく吊り上げた勝利点を獲得できません!
個人ボードも記入していくことで、追加の数字を書いたり、勝利点獲得したりすることができます。
カップケーキは獲得するだけ勝利点にもなるので、どんどん伸ばしていきたいですね!
ゲーム終了条件
以下の条件の内1つでも満たされると、そのラウンドでゲーム終了です。- 共通ボード上のカップケーキがすべてチェックされる
- いずれか1色のスペースが埋まる
- いずれか1色の得点スペースが埋まる
プレイ&感想
10分程度のルール説明でゲーム開始
タイルのアイコンはめくれる度に確認すれば良いので、ベースのルールを理解すればすぐに始められますね。
始めてみるとわかるんですが、ダイス&タイルの仕分けが単純ながらとにかく悩ましい!
自分の欲しい組合せが残ることを祈りつつ、相手にもある程度エサを吊り下げないと中々思い通りにいきません。
組合せの量に制限がないのも面白いですよね。
例えば、極端にダイス5ーダイス1&タイル1と言うようにわけても、どうしても欲しい出目であれば少ない方が選ばれるかもしれません。
ロール&ライト系の紙ペンにおける運の要素を上手い具合に調整している仕組みだと思います。
外箱に記載の通り、大体30分程度で1ゲームを終えました。
各地域の勝利点を計算すると20‐17!意外と接戦でしたね。
陣取りの要素と、個人ボード部分の強化要素もあって、コンパクトながら中々面白い出来でした。
両面仕様になっているため、ゲームパターンもそれなりに用意されていますね!
もう少しやり込んでみたいと思います!