乗り間違いとは
3〜4人用 トリックテイキングゲーム勝利条件が途中で判明する変則作品です。
セットアップ
プレイ人数によって使用するカードの枚数が異なります。3人だと4色0〜9ですね。
バスチケットを並べて準備します。
適当な方法でディーラーを決め、ディーラーによる切り札カラーの決定がなされたらゲームスタート!
ゲームの流れ
ラウンドの開始時に、各プレイヤーは手札から1枚裏向きでプレイします。プレイされたカードはシャッフルして、操作情報山札となります。一定ラウンドが経過すると、この操作情報山札が公開され、その合計数字によってこのラウンドでトリックを多く取るべきなのか、少なく取るべきなのかが決まります。
3人プレイだと
- 合計数字が13以下であれば獲得トリックが少ない方が高得点
- 合計数字が14以上であれば獲得トリックが多い方が高得点
途中で勝利条件が決定する形になるんですね!
また、一定のラウンドが経過すると、1番負けているプレイヤーが切り札スートを変更できるルールもあります。
プレイヤー人数×2のラウンドを行って、合計得点の多いプレイヤーの勝ちです。
3人でプレイ!&感想
基本ルールはマストフォロー、切り札ありのトリックテイキングゲーム。
トリテの経験が浅くても、プレイ自体は問題なくできると思います。
やはり痺れるのは途中で判明する勝利条件!
配られた手札を見て、ある程度の方針を決め、操作情報山札に送り込むカードを決定するのですが、これが意外と思い通りにいかない!
勝てそうと思って、そこそこ強いカードを仕込んでも他プレイヤーがまったく張らなければ、思い通りと勝利条件にならないことがままあります。
プレイ人数が3〜4人ですが、3人だと勝利条件がいわば多数決的に決まることが多いように思えます。
少数派に入ってしまうと、ひっくり返すのがかなり難しいですね…!
白熱して楽しめる場面があったものの、これは4人でのプレイ感も試してみたいと感じました。
ちなみにヴァリアントルールで怪盗を入れることもできます。
怪盗はプレイすれば必ずそのトリックに負けることができる白旗カード。
さらに、怪盗をプレイすると切り札スートを変更できる能力もあります。
切り札スートの変更が発生すると手札の強弱がガラリと変わるので、注意が必要!
中盤まで勝利条件がわからないと言う点が特徴的でしたね。
簡単なルールなのに戦略性の高いトリックテイキングでした。
気になる方はぜひチェックしてみてください!