リクレイムとは
1〜6人用ヨーロッパ辺境の領主となり、多くの土地を掌握することを目的とした紙ペンゲームです。
fudacoma gamesさんのゲームマーケット2022秋新作。
発売前からかなり話題を呼んでいた作品の1つであり、私も入手できたので早速遊んでみたいと思います!
セットアップ
カードをめくって図形を記入する、いわゆるフリップ&ライトタイプです。
シートは何度でも書いて消せるホワイトボード仕様です。
私お得意のラミネートは不要ですね!笑
ちなみにコンポーネントにはホワイトボードマーカーと布製のイレイサーがしっかり含まれています。
初期地形を城に隣接させて書き込んで、ゲームスタート!
ゲームの流れ
全16ラウンド、それぞれ①〜③フェイズから成ります。①場札の更新
山から遠いカード1枚を捨札にして、残ったカードを山から遠い位置にズラし、1枚引いて場札を2枚にします。
第1ラウンドではこのフェイズは省略します。
②ピースの記入
山から遠い位置のカードの左上もしくは右下を参照し、コストを支払います。
自分のシートで既にピースが描かれている対応した土地に△をつけます。
この支払いができない場合、得点が少なくなる可能性があります。
コストを支払ったピースを書き込みます。
ピースは既にあるピースに辺で隣接させつつ、城を囲まないようにします。
回転はいいけど、反転はNG。
全てに△が書かれた場合、塗りつぶして区別します。
ピースに囲まれた地形があれば×をつけます。
特別アクション
第2フェイズ中であればいつでも、ラウンドに1回に限り特別アクションを実行できます。
トラックの1番大きい数字を消すことで、対応した△もしくはピースを書き込めます。
11ラウンド以降は追加コストがかかります。
③ラウンド数の更新
ラウンドにチェックを入れて次のラウンドに移行します。
得点計算
前半(10ラウンド目終了時)△で繋がれた城の数に応じて得点になります。
消されていないトラックの内で対応した得点を獲得。
後半(16ラウンド終了時)
前半で計算した城と△の連結の得点に加え、以下を計算します。
▲と城で構成された縦横2マス以上の四角形の内、最大のものの面積だけ得点します。
これだと8点ですね。
×の数の2倍を失点とし、合計得点を計算します。
夫婦2人でプレイ!
ルール確認がてら、一度ソロで練習してから臨みます。
ソロ用の特別なルールはなく、純粋なスコアアタック方式になりますね。
ちなみに、29点はヤバいくらい下手です。笑
ってなわけで気を取り直して夫婦で遊んでいきましょう。笑
まず前半は少しでも多くの城を△で繋げていきます!
コストを支払えなくなるのは、あっても後半でしょうか。
割と余裕あります。
特別アクションも使用してみます。
どうせきっと13個もの城を繋げるのは難しいのではと、思ってしまいますね。笑
前半終了!8個の城を繋いだので31点獲得です。
この時点でソロのスコアを上回ったと言っていいでしょう。笑
後半は▲と城で構成する四角形の面積も加算されます。
△でないと城をつなげることができないため、どちらの得点を伸ばすか悩ましいですね。
いっそ片方に特化するのもありかもしれません。
ってなわけで最終的には69点でした。
まあまあ、上手くいった気がします。
特別アクションに少し頼りすぎたか。
妻は55点。私の勝利です!
感想
ルールとプレイはシンプルなのに、2段階得点計算がとーっても悩ましいです!城を繋げはそれはそれで点にはなりますが、最終得点計算も意識したい…。
コストの支払いや特殊アクションも相まって、短い時間で濃密な体験を味わえます。
プレイヤー間のインタラクションはないので、ソロ感は強いですね。
対応人数のうちだったらどれも変わらずに楽しめると思います。
ピースの書き込みも回転はOKだけど反転はNG、既にあるピースに隣り合わせなくてはならないので意外と選択肢は絞れます。
ダレずに最後まで楽しめるのではないでしょうか。
シートも両面仕様でまだまだ期待ができる作品です!