ヘルトウクン [2人プレイボードゲームレビュー:評価7.5/10]








ヘルトウクンとは

2〜3人用 推理ボードゲーム 
それぞれの陣営に分かれ、ヘルトウクンと呼ばれる恐ろしい破壊ロボットを操作し、
隠された自分の基地を割り出すことを目的とします。


イラストは可愛らしいですが、
実際はかなり頭を使う論理的、推理的ゲーム。

プレイ時間も中量級クラスで、
ゲーマーにも満足度の高い作品です!
今回はヘルトウクンをご紹介していきますよ。



ゲームの流れ

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セットアップ

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各プレイヤーは4枚の基地カードを受け取り、
表を見ないで裏向きに伏せます。
その後、相手の基地カードの内容を確認します。
本ゲームの目的は
自分の基地カードを推理すること
もしくは
相手の基地カードの耐久値を合計5以下にすること
です。

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ゲーム中、プレイヤーはゲームボード上の
ヘルトウクンを動かしながら、
各地にダメージを与えます。
相手自身の基地を悟らせないようにしつつ
相手の基地を削るか、
殴られている自分の基地を推理するか、
必要に応じて立ち回ります

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手番プレイヤーはヘルトウクンを3マスまで動かしますが、その後リモコンカードによる相手の妨害が挟まります。

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移動フェイズが終わったらアクションカードの山をめくり、そのターンの攻撃を決定します。
基本的に攻撃範囲は
ロボを中心とした、1マス以内ですが、
カードやダイスの目に応じて変化します。
攻撃は範囲内であれば自分と相手を問わず
対象になります。

各プレイヤーはゲーム中に2回だけ自身の基地カードを推理するパスワード入力フェイズを発生させることができます。
全てを当て切ることができれば即座に勝利。
1つでも違っていたら不正解であることのみ、
相手が宣言します。

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各陣営ごとに特殊能力を持つエージェントが存在します。
ランダムに1枚獲得して、ゲーム中に任意のタイミングで使用することができます。

それではプレイしていきましょう!





夫婦2人でプレイ


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相手の基地はこんな感じ。
ボードのやや中央に集まっていますね。
バレないように上手く削っていきましょう。

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アクションカードは種類があり、
中々面白いです。
ボードのにいると攻撃範囲が狭まります。
現在の位置だと1.2.6.7しか殴れません。

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ヘルトウクン最強の攻撃である
ヘルミサイル

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少しずつ自分の基地を割り出します。
まだお互いの基地に攻撃が当たっていない様子。

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ヘル光線!
ヘル尻餅!
ヘルストンピング!

ヘルトウクンがボード上を荒らし回ります。笑

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ようやく自分の基地を1つ割り出しました。
13のようです。
あちらも何箇所が殴ってしまったので、
ある程度察してきたでしょう。

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この位置だとおそらく2箇所ほど(7,12)
バレてしまう可能性があります。
エキスパート発動!
このターンのヘルトウクンの行動はキャンセルです。

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リモコンカードを使うタイミングでパスすると、
使用済みのものが全て復活します。
上手くタイミングを掴みたいですね。

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2箇所目もわかりました!
残る候補は
10,14,22,25から2つです。
ある程度絞れたら当てずっぽうでチャレンジしちゃっても良いかも。

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14がわかりました!
もしくは相手の耐久値を削ってもいけそうです。
よし!
次のターンで宣言か殴りきっちゃいましょう!

妻「はい、わかった。」

!!!!!

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ぬあー!
先を越された(^^;)
全て的中していたのでここでわたしの負けです。

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もう1つは22でしたか。
いやー、惜しかったですね。

所要時間30分ほど



感想



とっても面白いですね!
相手の基地を上手く割り出す論理的、推理的要素がありながらもリモコンカードアクションカードによるヘルトウクンの思わぬ動きにより、程良く運要素が絡んできます。


特にアクションカードにユニークなものが多く、
基地を狙って動かしても
ヘルトウクンが移動する
攻撃範囲が変わる
言った予期せぬ挙動を示してきます。
なんだよー、それ!笑
とかなり盛り上がりましたね。

ルールがシンプルなのでマニュアルの分量は少ないですが、各種カードの解説やプレイのヒントなど記載されており、丁寧に作られている印象です。
親切ですね!
以前にタギロンヨメンと言った論理的、推理的ボードゲームのレビューを投稿しました。
この辺りの作品は妻にウケが良く、本作も楽しんでくれているようです。


我が家でもまだまだ活躍してくれそうな作品です。^ ^





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