FORESTS OF PANGAIA (フォレスツ オブ パンガイア) [2人プレイボードゲームレビュー評価:7.5/10]

美しい森を成長をさせよう!

精霊たちによるエリアマジョリティゲーム

久しぶりの投稿になってしまいました!

最近、仕事関連が忙しくて、8月くらいまでは更新頻度控えめになります・・・。

当ブログの更新を楽しみにしてくださっている方には申し訳ございませんが、どうかご了承ください・・・!

というわけで今回は、なんとか時間を作ってまでプレイしたかった作品、

FORESTS OF PANIGAIA(フォレスツ オブ パンガイア)を紹介していきます。

2021年にクラウドファンディングサイト KICKSTARTERでファンド成功した作品でして、

KICKSTARTERページはこちら

最近になり、HONU GAMESさんより和訳付き海外版が発売されました。

りょうたろ
気になっていた方も多い作品だと思いますので、その魅力について存分にお伝えしていきますよ!


FORESTS OF PANGAIAってどんなボードゲーム?


1~4人用

太古の森をテーマに、プレイヤーは森の精霊となって、森の成長を見守ります。

各種リソースのマネジメントを行いながら、陣取り&目標達成により得点を稼ぐタイプの作品。

箱表記のプレイ時間は40~60分となっており、中量級クラスに分類されるかと思います。

リテール版
今回、私が入手したのは一部のコマが紙製のリテール版

KICKSTARTERの豪華版ではないので、ご了承ください。

木、精霊、種子はしっかりと木製コマが使用されています。


FORESTS OF PANGAIAのここが面白い・オススメ!

豪華なコンポーネント


まずはこれを見ていただくのが早いでしょう。

とあるゲームの様子ですが、コンポーネントが豪華で可愛いのが一目でわかると思います!

木製コマがふんだんに使用されており、プレイヤーそれぞれが異なる色を担当することで、どの盤面でも見た目が超豪華になる素敵仕様です。


木製コマは種子から、木、そして木に重ねる「こずえ」が用意されており、立体的な盤面は見ていてうっとりすること間違いなし。

プレイ人数が増えるほど、カラフルになりますよ。


ちなみに個人ボードは嬉しいダブルレイヤー仕様!


カードのイラストもめちゃくちゃ美麗です。

駆け引きのある陣取り


木製コマを配置するタイルは4種類の地形に分かれており、特定の法則で木を生やしていくと、得点化することができます。(後述)

手番で行うことはざっくり以下の通り。
  1. 種子が置いてある地形から、その地形に対応した資源を受け取り、種子は木に生え変わる
  2. 精霊アクション(精霊の移動or資源獲得or儀式達成)
  3. 資源を支払って、こずえを重ねる

精霊は湖の上にのみ、配置することが可能。

精霊の隣のスペースに種子を撒くことができます。

種子が、いわゆるその地形の予約を表し、ターン開始時にその地形で種子の数や周囲のコマなどを考慮した上で優位に立てれば、自分木を生やすことができます。

プレイ人数によって、地形タイルを使用する枚数が調整されるので、2人でも結構場所の取り合いは発生しました。

慣れてくると相手の得点をカットする事も考えられるようになるため、自ずと熱い戦いになる仕組みだと思います!

儀式による目標達成要素


本作は最終的に稼いだ得点を競います。

儀式を達成することで、得点することができるようになっており、儀式には3パターン用意されています。

  • 指定された地形にある自分の木2本を繋ぎ、その間にある木の数(自他問わず)だけ得点する
  • 指定された地形にある自分の木と、その周囲にある木の数(自他問わず)だけ得点する
  • 指定された地形にある自分の木の高さに応じて得点する
最初の2パターンの際、重なっている相手の木は得点としてカウントすることはできません。

相手に得点を与えたくなければ、儀式のパターンを見て、効果的にこずえを重ねていくと良いです。


儀式に使った木は原則、1段階退化します。

これにより地形が空くため、次手番以降、相手の儀式達成を助けることも。

もちろんそれはお互いに同じなので、いかに自分に美味しく得点化を行うか・・・考えるのが楽しいですね!

りょうたろ
公開の儀式カードがなくなったらゲーム終了。

儀式カードの枚数はプレイ人数によって変わります。

1~3人だと一定枚数抜くことになるので、全ての儀式カードを使用する4人プレイよりはゲームのランダム性、盛り上がりに繋がるような気がしますね。


ちなみにこずえはルール上、どれだけ高く重ねても良いことになっています。

高得点を狙いすぎて↑のようなことになることも。

倒れると大変なので、ちょっとしたバランスゲームです。笑

上級ルール・ソロルール完備


ゲームに慣れてきたら、追加目標などの上級ルールを混ぜて遊ぶこともできます。

それぞれはそこまで難しい要素ではないので、最初から入れるのも全然アリですね。


ソロ用のカードも用意されています!

時間ができたら挑戦してみたい・・・!


FORESTS OF PANGAIA あえて要望するなら!

固有能力的なものが欲しい!


せっかくプレイヤー毎に別々の精霊を担当するので、それぞれに固有能力のようなものがあった方が個人的に好みになりそうです。

一応、精霊ごとに獲得しやすい資源が若干異なる仕様になっていますが、もう少し派手な変化でも良かったかも?

元のゲームルールがシンプルなので、独自のヴァリアントを考案するのも良いかもしれません。


満足度の高い良質中量級作品です!

と言うわけ今回はFOREST OF PANIGAIAを紹介してきました。

通販で購入し、到着当日にサクッとルールブックを読んでプレイできたので、ボリューム的には取り回しやすい中量級と言ったところでしょうか。

初回インスト込み1時間、2ゲーム以降は30分程度遊べましたよ。(2人プレイ)


今回、流通した和訳付き海外版は正直・・・若干お値段が張ります!笑

ただ、これだけのコンポーネントとゲームの質を見ると、ある意味納得ではありますね。

木製コマって個人的に大好きなので・・・!笑

気になる方はぜひチェックしてみてください!


HONU GAMESさん通販サイトはこちら!