人間orエルフの勢力を率いて敵と戦う!
ボードゲームソロプレイ愛好家必見の作品です。
タワーディフェンス型のボードゲームってソロプレイに相性が良いと思いません?
当ブログで今までに紹介した中だと、シルヴィオンやアンダー・フォーリング・スカイなどでしょうか。
今回紹介するファンタジー・ディフェンスはそんな名作たちに肩を並べるポテンシャルを感じる作品です!
ファンタジー・ディフェンスとは?
冒頭でも書いたように1人から遊べるタワーディフェンス型ボードゲームです。様々なタイプがありますが、主に拠点を敵の攻撃から守り切ることを目標とするものが多いです。
協力プレイで2人でも遊べます。
残念ながら本記事投稿時点では、日本語版の発売はありません。
私がゲムマで入手したのは和訳付き海外版です。
プレイヤーは人間もしくはエルフの勢力を選んで、襲い掛かる外敵を全て排除することを目指します。
敵を倒しきる前に拠点の体力が尽きてしまうとゲームオーバーです。
ファンタジー・ディフェンスのここが面白い!
それぞれ個性の違う人間&エルフの勢力
ゲーム開始時にプレイヤーは人間もしくはエルフどちらのデッキでプレイするか選びます。
それぞれのカードには数値が振られており、いわば戦闘力を示しているのですが、カードによっては特殊効果を持つものがあります。
この特殊効果が人間・エルフでそれぞれ異なる仕様になっているんですね。
またカードの戦闘力の数値の配分も違っています。
それぞれの能力を見極めながら、自分の戦略を編み出す面白さがありますね!
わかりやすくも緊張感のある戦闘システム
肝心の戦闘システムについて紹介します。
毎ターン、敵の山札から一定枚数のカードがめくられ、防衛線の上側に並べていきます。
カードには左右どちらかの矢印が描かれており、これによって防衛線のどこに敵が配置されるかが決定されます。
敵の配置が終わったら、自分の手札から好きなだけカードをプレイしていきます。
自陣営と敵の体力の値が同じかそれ以上になれば、敵を打ち倒すことができます。
毎ターン、使えるカードの枚数には限界がある他、敵の攻撃力も高めに設定されているので、1体の敵を倒すのにも中々苦労しますよ!
戦闘で大事になってくるのが特殊能力ですね!
例えば人間陣営に入っているこのカードは、直ちに正面の敵を敵の山札に戻すことができます。
同じカードの枚数だけ攻撃力がUPする狼。
20以下の敵を無条件で破壊できるエルフの射手。
人間・エルフの陣営に1枚ずつ存在するリーダーカードは特に強力!
大火力で敵に立ち向かうことができます。
カードの効果や配置を上手く活用しながら、押し寄せる敵を倒していきますよ!
襲い掛かる凶悪な敵!
もちろん敵も負けていません!
凶悪なイラストに見合うだけの軍勢が押し寄せてきます。
登場時に手札を捨てさせる敵・・・こいつに何回泣かされたか・・・!
敵は後半ほど高火力・高耐久になる仕組みです。
序盤で苦戦しすぎると、成すすべなく押しつぶされてしまうことも・・・。
さらになんとボスも登場します。
ボスカードにはこちらの特殊効果が一切効かず、純粋に戦闘力で上回らないといけません。
攻撃力も高く、苦戦すること間違いなし。
続きが気になる!拡張セット
本作はキャンペーン型の拡張セットが発売されています。
ストーンキング拡張
封筒がいくつか入っており、順次開けながらキャンペーンを進めていくモードになっています。
前半いくつかに挑戦しましたが、変化があって面白いですよ。
ファンタジー・ディフェンスのここが気になる!
基本だけではやや単調か
全体的にまとまりが良く、手軽に遊べて優秀ではあります・・・が!基本セットだけだと繰り返しプレイすることで少し飽きてしまうかもしれません。
カードの構成は良くも悪くも変わらないので、単調に感じなくもないです。
キャンペーン型の拡張セットがあると遥かに良いですね。
ソロプレイの強い味方になるぞ!ファンタジー・ディフェンス
欠点を挙げはしましたが、本作はオーソドックスなタワーディフェンス型ゲームとしてかなり高いポテンシャルを秘めているように思えます。
難易度が絶妙に設定されているため、失敗しても、ついもう1回!と繰り返しプレイしたくなりますよ。
なんだんかんだ私も連日遊んで、3日目でようやく基本ゲームをクリアしました。
あまりにも嬉しくて、興奮してしまいましたよ!
ある意味マイナーではありますが、ぜひ気になる方はチェックしてみてほしい作品です!