トラヤヌスとは
ステファン・フェルト作2〜4人用 マンカラ系ボードゲーム
トラヤヌス帝が統治するローマ帝国で最有力権力者となることが目標です。
実は我が家、フェルト、マンカラ作品と相性が良いんですよ!
早速プレイしていきましょう。
ゲームの流れ
セットアップ
人数によって使うタイルの枚数、時間トラックが変わります。
個人ボードがマンカラになっており、それぞれアクションが割り振られています。
ゲームは全4ラウンド。
1ラウンドは時間トラックが4周すると終わります。
手番でできるアクションは以下の3つをその順に。
①アクションマーカーの再配置&タイムマーカーの移動。(それぞれ必須。)
アクションを1つ指定。
そこにあるコマを全て取ります。
時計回りに1つずつ撒いていきます。
今取ったコマの数だけ、時間トラックが進みます。
②可能ならトラヤヌスタイルの達成。
トラヤヌスタイルに指定されたコマが揃っていれば、達成できます。
追加アクションやカード、勝利点などを得ることができます。
③アクションの実行。(任意)
マンカラしていった時に最後に置いたアクションスペースを実行できます。
アクションは大体以下の通り。
- カード獲得や、出荷を行う海港アクション。
- フォルムタイルを獲得するフォルムアクション。
- フォルムタイルおよび属州からの勝利点を獲得する軍事アクション。
- トラヤヌスタイルを獲得するトラヤヌスアクション。
- 元老院トラックを進める元老院アクション。
- 建築タイル、勝利点、追加アクションを得る建築アクション。
中間決算
時間トラックを1周するごとに要求タイル1枚を公開します。
4枚目を公開する代わりに中間決算が発生。
要求タイルに合わせたタイルを支払わなくてはなりません。
支払えないだけペナルティ、減点です。
進めた元老院トラックと元老院タイルの数に応じて、ボーナスタイル獲得プレイヤーを決めます。
ボード上のタイルのリセット、補充を行い次のラウンドへ。
4ラウンドでゲームは終了。
勝利点を最も多く獲得したプレイヤーの勝ち。
夫婦2人でプレイ!
それではスタート!
初期トラヤヌスタイルは場から好きなものを3つ取ります。
予め達成しやすい並びにしておきました。
ちなみにセットアップの時には、個人ボードにマンカラコマを置いてから共通ボードにトラヤヌスタイルを配置します。
あっという間にタイムトラック1周。
どのアクションをとるか悩ましい!
セットコレクションになる海港やってみますか。
ラウンドで最初にセットを作ったプレイヤーによりり高い点が入るシステムです。
ああ、こんなに溜まってしまった…!
これを動かすと一気にタイムトラックがまわります。
需要タイル3枚が揃ったので、こちらも用意しないと…!
トラヤヌスタイルには需要への支払いを永久に軽減してくれるものもあります。
上手くいけば相当なコスト減になるのですが。
ってなわけで1ラウンド終了。
現在はまだ僅差ですね。
軍事にも手を出してみましょう。
相手が陣取った箇所にも進出できますが、報酬が減るシステムです。
陣取りなので、多人数だとバチバチしそう。
海港によるセットコレクションにも力を入れてみます!
アクションの選択肢が多いので、最適なものを見極めるのが大事ですね!
まあ、まだ見極められてないんですけど。笑
まあ、まだ見極められてないんですけど。笑
あっという間にゲームは終盤近く。
ラウンド数は決まってますが、タイムトラックの動き方は変わるのでゲームごとにアクション数に変化がある点がユニークですね。
得点の高いトラヤヌスタイルを使っていきましょう。
それ前半で使っても美味しくないしね。
盤面はこんな感じ。
全体的に妻のコマの方が多い気がする。笑
まさかの最終ラウンドで、需要が3枚同じ!
おい、めくる奴のセンスないぞ。笑
す、すんません…!
とりあえず最後は海港で!
結局最後の支払いはマイナスになってしまいました…。
これにて終了!
結果は125-142で負け。
盤面上とボーナスでかなり稼がれました。
前半は勝っていたのに悔しい!
凱旋門のやつ(トラヤヌスタイルのこと)狙ってたら割とアクションついてきて上手くいったかも。
所要時間1ゲームインスト込み90分ほど
感想
ついにプレイできましたトラヤヌス。初回の特に前半は正直、どこから手をつけたら良いかわからない状態。
1ラウンドさらっと回してみると良いでしょう。
マンカラコマの配置がとにかく悩ましい!
意外とアクション選択肢があるように見えて…あら、不思議。肝心のやりたいアクションにコマが動かせない…と言ったことが良く起こります。笑
自分のスキルのせいももちろんですが、しっかり先を見越したプレイが大事になりそうですね。
細かいルールが多いものの言語依存はなく、日本語版に付いてくるサマリーがめちゃくちゃ優秀!
活用しない手はありません。
2人だと軍事、建設、ボーナスタイルの取り合いが少し緩くなる調整でしょうか。
それでも充分に競合したので、全然楽しいです。
BGGの評価は4人ベストが多いみたいですが、あそこにはガチガチのインタラクションを好むゲーマーが多いですからね。笑
ちなみになんと翌日には2度目のプレイにありつけました!
ちなみに結果は109-127でまたしても負け。
何が1度プレイしたらある程度理解できる、やねん。笑
色んな戦術を試してみたくなる奥の深い作品だということを再認識しました。
負けたけど、やはり楽しいですね。
これは定期的にプレイしていきたいです。
付属しているのは黒い布袋1枚だけですので、ご注意を。