今回紹介するのはフィンスパン
大人気エンジン構築ボードゲームであるウイングスパンシリーズの系譜を継ぐ作品です。

スパンシリーズは今までに鳥~ドラゴンをテーマに扱ってきましたが、今回は魚が来ましたね!
内容的に今までのシリーズ作品よりも、ボードゲーム初心者に向いています。

もちろん理由があって、まずは資源の種類が少ない。
個人ボード上に配置される卵や、幼魚、カードが一般的に支払いコストとして使用されます。

カード左上に描かれているコストを支払えば、条件に合った箇所に魚をプレイできます。

プレイしたカードは即時効果や、シリーズ恒例のエンジン構築要素である起動時効果を持ちます。
起動時効果を持つカードは潜水アクションを行うと、縦1列を参照して上から効果を起動させていきます。

エンジン構築~軌道が上手く決まると、1アクションで大きな恩恵を得られるのでぜひ狙っていきたいですね。

アイコンで表示されたカード効果は、マニュアルですぐに確認できる上、手札は全て公開情報となっています。
プレイヤー同士で迷った点は共有できるので、ここも易しい設計ですね。

ただ少し気になったのが、プレイヤー間の絡みがほぼなく、ソロゲー感が圧倒的に強い点。
散々、ソロプレイレビュー挙げといて何言ってんだ。笑
いや、本作を遊んだ場面が私にとっては約半年ぶりのボードゲームカフェだったため、どうしても他プレイヤーとわいわいがやがやしたかったってのもあるかもしれません。笑
共通目的タイル上級面でマジョリティ争いと、一部カード効果(対象のプレイヤーにデメリットほぼなし)でインタラクションがすこーしありますが、基本的には自分の盤面とにらめっこして、最終的にその出来栄えを競うゲームです。

各所で絶賛の声が上がっているだけあり、遊びやすいゲームボリュームや相変わらず美しいデザイン性などには光るものを感じます。
連日ボードゲームを遊べる環境にあったら、私も見方が変わるかも?笑
ボドゲブログ運営者としてどうなの?と思いつつも、これはこれで一個人の感想としてまとめにしたいと思います。笑