久しぶりに投稿するシリーズです。
今回はワーカープレイスメント(以下ワカプレ)特集
プレイ人数が複数人まで対応している中で、2人で遊んでも楽しめる作品を5つピックアップしてみました。ご覧ください!
馬高 UMATAKA
2~4人用
縄文時代の人々の暮らしを描いた和製ワーカープレイスメント
狩猟採集や土器の作製に励み、最終的な勝利点を競います。
ワカプレによるアクションスペースとは別に、配置したワーカーの数=歩数として進める双六の要素や、能力強化要素、そして何よりも実在の土器をアートワークに採用している点がとっても特徴的!
それでいてプレイ感はかなり堅実な作りで、ボードゲーム初心者から慣れている方でも楽しめる設計になっています。
2人だとダミープレイヤーを入れて、疑似的な3人プレイになります。
ダミープレイヤーはアクションスペースを封鎖する他、双六に参加します。
ダミーの分を得点計算するわけでもないので、処理はとても簡単。
2~4人いずれの人数でも楽しめる、ここ最近で特にお気に入りの作品です。
西フランク王国の聖騎士
1~4人用
中世の甲冑を着込んだ聖騎士が多く登場する重量級作品です。
各ラウンドで供給されるワーカーを個人ボードに配置してアクションを選択していくシステムを採用しています。
プレイヤー間の絡み、いわゆるインタラクションは一部のアクションスペースとカード取り合いくらいなので、プレイ人数による違いはそこまでありません。
また、今回紹介する中では最も要素が多くて複雑な作品であり、プレイ時間も2時間前後と長くなりがちなので少人数で濃厚な時間を楽しむに向いています。
頑張ってプレイするだけの価値がありますよ!
スノープランナー
1~4人用
雪山のホテル経営がテーマの和製ワーカープレイスメントゲーム
ワカプレとは言ってますが、実際に配置するのは従業員に見立てたダイスなので、ダイスプレイスメントゲームと言うのが正確でしょうか。
ホテル経営は一筋縄ではいかず、客の呼び込みや従業員の育成はもちろん、各種プロモーション活動や設備の調整など、大忙し!
そこそこ要素の多い作品ですが、テーマとシステムが上手くマッチしているのと、各フェイズの処理がわかりやすいため、プレイしやすいですね。
2人でも熱いインタラクションが発生するゲームです!
去年の発売当初から評判の良い声が多く上がっているだけあり、ボードゲーマーが期待するだけのポテンシャルを備えた作品と言えるでしょう!
ソロモードも完備しているので、持っておいて損なしです。
ぬくみ温泉繁盛記
1~4人用
温泉旅館経営をテーマにしたこちらも和製ワーカープレイスメントゲーム
アクションスペースはボードではなく、カードで作成するタイプ!
プレイ人数によって使用するカードが調整される他、拡張込みでも基本の箱に収まる収納性の高さが個人的に激推し!
もちろんゲーム自体も抜群に面白く、出来上がったそれぞれの旅館を見比べるのも良いですね。
リプレイ性に係る要素として豊富なカード達があり、拡張も入れれば更に楽しみが広がります。
ボードゲーマーとしてはぜひチェックしておくことをオススメする作品ですよ
ガンジスの藩王
2~4人用
16世紀のインド、ムガル帝国を舞台としたワーカープレイスメントゲーム
作者は村の人生を手掛けたブラント夫妻
ダイスを資源として扱うのと、勝利条件が特徴的な作品ではあるものの、根幹はオーソドックスなワカプレなので見た目の割にかなりプレイしやすいです。
共通ボードがプレイ人数に応じた両面仕様になっており、いずれのプレイ人数でも楽しめるが良いですね!
本記事投稿時点、日本語版が入手難なのが少し残念・・・!
いかがでしょうか?
好評であれば、また別の「2人でも面白い」シリーズを特集していきたいと思います。