今年もいよいよ終わりですね!
念願のゲームマーケットにも参加でき、多くの素敵な作品と出会えたので、ボードゲーマーとしてはかなり充実した1年だったと思います。
と言うわけで今年の個人的ベストボードゲームを絞りに絞って10選!一挙紹介したいと思います!
発売年月日関係なく、私が今年に初めてプレイした作品が対象となっています。
選択には大いに私の主観が含まれますので、どうかご了承ください。
テラフォーミング・マーズ ダイスゲーム
まずは火星開発ボードゲームのダイスアレンジバージョンから!
テラフォーミング・マーズのシステム、世界観を上手くダイスゲームとして表現していると思います。
ボードゲーマーでダイス嫌いな人っていませんよね?笑
カラフルなダイスをジャラジャラと振るのは、やはり体感的にも見た目にも楽しいものがあります。
一応、公式からエラッタ情報が出ていたり、大味なゲームバランスであったりと、良くも悪くも評判になっている作品ですが、個人的には最早パーティーゲームのような感覚でサクッと遊ぶ分にはかなり好きな作品です!
プラハ 王国の首都
激推しボードゲームデザイナーであるウラジミール・スヒィの作品。
どうやらチェコは作者の出身国でもあるそうで、かなり気合の入った作品になっています!
アクションタイルを歯車から選択すると言う独特なシステムをとっており、得点パターンも実に豊富に用意されていることからゲーマーが思わず唸ること間違いなしの仕上がりです。
コンポーネントもカラフル&立体的でとても豪華ですよね。
アンダー・ウォーター・シティーズ、メッシーナに並び、お気に入りのスヒィ作品です。
クトゥルフ 死もまた死すべし
今回のベスト選出の中では唯一の協力系作品。
そしてテーマはクトゥルフ!
立体的なフィギュアはとても造詣が凝っており、箱もかなり大型で、テーマも相まって一見かなりハードルが高そうに見えますが、実はかなり遊びやすい作品に仕上がっています。
ルールブックも決して分厚いものではなく、手番の処理も他のクトゥルフ系重量級作品に比べてたら、シンプルでわかりやすい部類に入ると思いますよ。
それでいて難易度はしっかり鬼畜級で、クトゥルフ作品全開なのがまた良いです。笑
現在、新作日本語版のクラウドファンディングも開催されているので、気になる方は要チェックです。
KICKSTARTERページはこちら!
私は全知全能プレッジ+不可言ボックス+追加ダイス、合計約〇万円分で支援済です・・・!汗
ワニャマ
今回のベスト選出の中では最も軽量級作品になるのではないでしょうか。
1プレイ、早いと10分前後で終了することもあります。
ボードゲーム制作サークルRMBCさんによる、動物達のレースゲームです。
手札のカードを駆使しながら、いち早く一定得点を獲得できれば勝利できる、何ともシンプルルール!
ユニークな動物の効果、一発逆転要素、ヴァリエーション豊富な拡張カード、盛り上がりどころのわかりやすい構成などなど、自分でも意外に思うほどウケています。笑
RMBC作品は他にも、KING OF ANGLERやルームシェアと言った作品もオススメですので、ぜひチェックしてみてください。
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オラニエンブルガー運河
ウヴェ・ローゼンベルグによる1~2人用重量級ワーカープレイスメントゲーム。
オラニエンブルガーを舞台に、建物建設や道路の敷設、運河の開発などを行って勝利点を稼いでいくゲームです。
同作者の1~2人用重量級作品と言うと、個人的にはやはりアルルの丘が印象的でしたが、オラニエンブルガー運河もそれに匹敵するのではないかと感じる面白さでしたね。
アイコンにある程度慣れは必要ですが、豊富なデッキパターンとシンプルで飽きの来ないゲームシステムから長く遊びたくなる仕上がりになっていました。
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シュティッヒルン
今回選出した中では唯一のトリックテイキングゲーム(以下トリテ)
トリテと言えば、いわゆるマストフォロータイプがメジャーのように思えますが、シュティッヒルンはメイフォロータイプ!
他プレイヤーが出したカードに関係なく、好きなカードをプレイすることができます。
各トリックでは、いずれかのプレイヤーがカードを獲得していきますが、得点を上回る失点要素が仕込まれており、ヒヤヒヤするプレイ感がクセになりますよ。
個人的に新鮮な感覚で楽しめたので、印象に残っている作品です。
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COME SAIL AWAY !
豪華客船を舞台に、先客を上手く船室に誘導していく作品
一筆書きのマンカラシステムが見事に夫婦でハマりました!
わかりやすいルールでありながら、悩ましく駒を分配していくプレイ感は、豪華なコンポーネントも相まって没入感が高いです。
タイルの面や配置によって、豊富なゲームパターンが用意されているのも良き!
さらに全プレイヤー同時処理なので、待ち時間もほとんどなくサクサクプレイ!
欠点らしい欠点が見つからない優秀な作品です。
エーテルグライダー
ボードゲーム制作サークル六角えんぴつよりKICKSTARTERにてリリースされたピック&デリバリー作品
同サークル発の異世界ギルドマスターズがあまりに面白い作品だったので、期待して支援しました。
その期待はもちろん裏切られずに素晴らしい作品が届いて感動しました。
特に宇宙を舞台にしたクールなアートワークが個人的にぶっささり!
肝心のゲーム内容も面白いです。
自身の宇宙船を強化しながら、惑星間を様々な荷物を運搬していき勝利点を稼いでいくシステムはテーマと親和性があって、さらに気持ちを盛り上げてくれますね。
すっかり六角えんぴつファンです。
六角えんぴつBOOTHページはこちら!
スマートフォン株式会社
スマートフォン株式会社の経営者となって、世界中で自社のスマートフォンを売りさばいていくゲーム
パッドを組み合わせた独特のアクションプロット要素と、プレイヤー間の熾烈なスマホ販売競争が魅力的な作品です。
今年は行きつけのボドゲスペースもできたおかげで、何回か4~5人戦をプレイすることができました。
本作は面白かったのはもちろんですが、今年最も思い出深い作品と言えるのでしょう。
と言うのも、そもそも本作を購入するきっかけとなったのが、初参加となったゲームマーケット2023春。
スマートフォン株式会社と言えば、以前から気にはなっていたのですが、いかんせん多人数プレイが推奨されるレビューが多くみられる作品であり、私にとっては少し縁の遠い作品でした。
ところが、同じ世界観を持ち、比較的少人数でも楽しめる雰囲気のする「モバイルマーケット」がゲムマ2023春にて数寄ゲームズより先行発売されると言うではありませんか!
これは私もスマホ系(?)ボードゲームデビューもチャンスか!?と言うことで、早期入場にてゲムマ2023春数寄ゲームズブースに直行!モバイルマーケットを無事に入手できました。
さて、ゲムマが過ぎて数日、数寄ゲームズからこんなアナウンスが・・・
「スマートフォン株式会社&モバイルマーケットの比較レビューコンテスト開催!受賞者には豪華賞品あり!!!」
・・・はい、ここからスマートフォン株式会社本体を購入するまではものの数分でしたね。笑
一応、こんな形でボドゲブログサイトを運営している身としては、これほど燃える企画はありませんでした。
なんとかプレイヤーと場所を確保し、スマートフォン株式会社&モバイルマーケットを何度かプレイして、比較レビューを作成しましたね。
ありがたいことに優秀賞を受賞させていただいて、私にはもったいないくらいの豪華な景品をいただいてしまいました・!
数寄ゲームズさん、本当にありがとうございます。
・・・と、長々と語ってしまいましたが、スマートフォン株式会社、めっちゃ面白いっす!
モバイルマーケットよりこちらの方が少し好みかな。
来年には拡張の日本語版も企画されているみたいなので、さらに期待のシリーズですね!
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テラミスティカ 革新の時代
やっぱりかと言われるような気がしますが、やっぱりです。笑
今年は間違いなくこの作品がベストに入るでしょう。
もはや私ごときが説明するのも不要なほどの名作「テラミスティカ」の更なる進化版だと言えば、本作の素晴らしさは十分伝わると思います。
いわゆる無印のテラミスティカよりも要素は多く、相変わらず運要素のない仕様は決して初心者には優しいとは言えませんが、ボードゲーマーであるならばどこかで遊んでみてほしい作品ですね。
個人的に好きな勢力は「物見」と「祝福されし者」、地形はやはり黄色が良いですね!笑
発売からある程度期間が経ったので、様々な攻略情報などが上がってきています。
それらを参考にするのも良いですが、自分好みのプレイスタイルを探していくのもまた楽しみ方の1つではないでしょうか。
ぜひ、多くの方に体験してみてほしい作品です。
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2023年もありがとうございました!
と言うわけで今回は2023年ベストボドゲを紹介してみました。
皆さんのベストボドゲは何だったでしょうか。
よろしければコメントフォームやXで教えてください。
来年もどうか「りょうたろのボドゲブログ」をよろしくお願いいたします。
良いお年を!